千代田区

目的

千代田区内の大学と千代田区は、千代田の魅力創出と発展のため、手を携え協働の取り組みを行う目的で協定を締結しました

協定締結

2003(平成15)年1月31日

協定内容

  1. (1)区内大学と区は、「都心の魅力にあふれ、文化と伝統が息づくまち千代田」の実現をめざし、相互に連携協力する。
  2. (2)区内大学と区は、「安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例」に基づき、安全で快適なまちを実現するため、各々の責務を果たし、相互に協力する。
  3. (3)区内大学と区は、千代田区内大学と千代田区の連携協力会議を組織し、連携協力を進めるものとする。区は、区内大学の自主的な活動に対し、積極的な支援を行う。
  4. (4)区内大学と区が連携協力して行う事業は、この基本協定に基づき、個別事業ごとに担当する部署が協議して行うものとし、必要があるときは、個別の連携協力組織の設置や協定の締結等を行うものとする。
  5. (5)その他、連携協力に関して必要な事項は、区内大学と区が協議して定めるものとする。

活動内容

千代田学

千代田学は、区内の大学が、千代田区に関する様々な事象を一つの学問として学ぶというものです。東京の中心である千代田区の歴史と文化を再確認し、さらに発展させるために、千代田区が企画・提唱しました。創立以来130余年にわたって千代田区で教育・研究を行ってきた本学はその趣旨に深く共鳴し、毎年これに応募し、採択されて、千代田区関連の調査・研究に取り組んでいます。その成果はさまざまなかたちで学生にも及び、本学で学ぶ意義をいっそう明確なものにしています。

千代田学

千代田区ふるさと検定(WEB検定、カルタ、デジタルストーリーテリング)

千代田区ふるさと検定/千代田区ふるさとカルタ

千代田区ふるさと検定

 共立女子大学 家政学部 児童学科 本澤淳子教授ゼミでは、2016年度から「小学生を対象にした地域素材の教材化に関する実践的研究」に取り組んでいます。小学生の視点から千代田区の歴史・自然・文化等の地域素材について取材・調査等の情報収集を行い、これらをもとに「千代田区こども検定」を作成し、ホームページによる公開を行ってきました。
 「千代田区子ども検定」を地域のイベント等で紹介させていただいたところ、「子どもだけでなく大人も十分に楽しめる」「地域のご高齢の方々とのコミュニケーションにも生かせる」といったうれしいお言葉をいただきました。
 そこで、2019年には千代田区の幅広い世代の方々に楽しんでいただけるよう「千代田区ふるさと検定」としてリニューアルしました。

千代田区ふるさと検定

画像クリックで「千代田区ふるさと検定」をお楽しみいただけます

千代田区ふるさとカルタ

「千代田区ふるさと検定」では、それぞれの検定問題の最後に「ここで一句」を載せています。例えば、靖国神社の標本木についての検定問題には、「今朝五輪 標本木に咲いて春」という句を添えてあります。この「ここで一句」を読み札としてカルタに仕立てたのが「千代田区ふるさとカルタ」です。検定問題とカルタがリンクしているため、さまざまな楽しみ方で千代田区の魅力を感じとっていただけるものと思います。

千代田区ふるさとカルタ

千代田区ふるさとカルタ

デジタルストーリーテリング「ちよさんぽ」

千代田区は新旧住民の二極化が著しく、地元ならではの魅力を知り伝えていく場や機会が強く求められていることを背景に、2019年度より「千代田区ふるさと検定」で取り上げた場所を、ゼミ生が取材・構成し紹介する番組、デジタルストーリーテリング「ちよさんぽ」を制作し、公開しています。

ちよさんぽ (リンク先で紹介動画をご覧いただけます)

千代田区ふるさと検定や、千代田区ふるさとカルタ、「ちよさんぽ」等にふれて、ご存じのことや思い出などを話していただき、千代田区の魅力を再発見し、千代田区への親しみや愛着がより一層高まる機会としていただければ幸いです。

活動報告