大学院 看護学研究科

看護学研究科

KYORITSU NEWS

概要

平成25年4月に開設した共立女子大学看護学部は、平成29年3月に第一期生を輩出しました。学士課程では、看護師教育に特化した看護学部の特色を生かし、看護実践の基礎的能力に加え、学士レベルの課題探究能力と看護実践の専門性を発展させる能力の涵養に努め、自己研鑽への指向性と能力の高い学生の育成に専心してまいりました。

この4年間の実績をふまえ、平成29年4月より共立女子大学大学院看護学研究科看護学専攻(修士課程)を開設しました。本課程では、地域包括ケアの時代に求められる看護実践能力・研究能力を備えた人材の育成を目指しています。

立地を生かし、社会人の方たちにも学びやすい入試制度と授業時間割を設けていますので、仕事と並行した就学も可能です。また、大学院は男女共学となっています。

研究科長挨拶

 看護学研究科看護学専攻(修士課程)は、高度化・複雑化する健康課題に対して、展開される看護実践を科学的に検証し、支援技術の向上と新たな支援方法の開発に貢献できる研究能力・看護実践能力を有する人材の養成を目指して、2017年4月に開設されました。

 修士課程には、療養生活支援看護学領域と健康生活支援看護学領域の2領域が設置されており、少人数の良さを生かして、手厚い支援により、療養生活並びに健康生活を支える看護学や看護実践に関連する理論と最新の知見を学修することが可能です。また、総合大学ならではの蔵書を誇る図書館や年間5万円の研究助成金も用意しています。

 本大学院では、学部で学んだことを更に深めるために大学院に進まれる方だけでなく、一度、社会に出た後、直面している課題を解決するために専門的な知識や研究思考の必要性を実感されている方にとっても、働きながら学べる長期履修制度と授業時間割を用意しています。大手町から2分、新宿から10分、渋谷から13分という好立地にあり、職場からの通学もしやすいことも特徴の一つです。

 また、本大学院は社会人の方が多く4年制大学卒以外の入学者も受け入れています。女子大ですが修士課程は男女共学となっています。

 大学院での学びを充実させ、研究成果をあげるためには、受け身ではなく、研究課題を意識し、その研究課題の探求に意欲を持ち、計画的かつ積極的に行動することが鍵となります。看護・保健・福祉の学問領域において、専門的知識を深く学びたい方、直面している課題を解決して現場を改革していきたいと思う方、是非本学大学院への進学を考えてみてはいかがでしょうか?

 人生100年時代、国民の健康を支えていくためには、医療だけでなく、利用者並びに地域のニーズに応じて一体的、体系的に支援を提供する「地域包括ケア」の構築と推進が喫緊の課題とされています。未来を明るいものにするために、私たちと一緒に学び続けましょう。

看護学研究科 研究科長
中原 るり子

看護学専攻

科目概要と到達目標