家政学部[被服学科] 家政学部[被服学科]

家政学部 被服学科染織文化財コース

染織文化コースの教育研究

美術館・博物館の学芸員や、染織文化財の研究者・修復技術者として活躍する人材を育成

美術館・博物館に所蔵されている染織文化財の調査研究や保存・修復・復元に関する研究を進めています。国内外の美術館・博物館と連携して染織文化財としての「きもの」の企画展示や講演会をも開催しており、2022年には共立女子大学博物館所蔵の打掛も含む「寿ぎのきものジャパニーズ・ウエディング展 ̶日本の婚礼衣装」の監修、開催協力をしました。作品は株式会社千總所蔵(写真上)。また、2020~2021年度に実施したプロジェクト「社会連携によるサステナブルな和装教育の推進」では、SDGs目標12の「つくる責任つかう責任」に焦点を当て、循環型衣服としての和服をテーマにした教育プログラムを開発しました。このような先駆的な教育プロジェクトを通して和装の伝統を継承するとともに、新しい時代の和装を提案するアクティブ・ラーニング型の教育に取り組んでいます。

  • 染織品保存修復実習

授業紹介

染織品保存修復実習

本学で所蔵している染織品を用いて、素材や染織技法によって異なる染織文化財の損傷について学び、伝統和服制作実習I・IIで修得した知識・技能を応用して、損傷状態、展示法形状特徴に応じた修復を行うための手法を実践的に学びます。

コース一覧