教養教育カリキュラム(2020年度)
分類 | 目標 | キーワード | 区分 | 授業科目案 |
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自律と努力コア | 自己を確立し、生涯学び続けるための基礎的な力を養う | ・自己を肯定的に理解する力 ・主体的に学ぶ力 ・他者との関係を築く力 |
自立・自活のための基礎科目 | 基礎ゼミナール |
論理的思考・文章表現 | ||||
ライフプランと自己実現 | ||||
課題解決ワークショップ | ||||
創造とキャリアコア | 新たな価値を創造し、社会を生き抜くための基礎的な力を養う | ・様々な側面から物事を思考・判断・表現するための幅広い知識と技能 ・応用力により新たな価値を創造する ・自らのライフプランやキャリアプランを創造する力 |
情報リテラシー | 情報基礎 |
情報処理 | ||||
情報の分析と活用 | ||||
英語 | 英語A(リスニング・スピーキング) | |||
英語B(リーディング・ライティング) | ||||
アドバンスト英語A(ビジネス口頭表現) | ||||
アドバンスト英語B(ビジネス文章表現) | ||||
アドバンスト英語C(TOEIC) | ||||
初習外国語 | フランス語 | |||
応用フランス語 | ||||
中国語 | ||||
応用中国語 | ||||
ドイツ語 | ||||
応用ドイツ語 | ||||
コリア語 | ||||
スペイン語 | ||||
イタリア語 | ||||
アラビア語 | ||||
日本語(留学生対象) | ||||
人間を理解するための教養 | 日本の歴史を学ぶ | |||
世界の歴史を学ぶ | ||||
人間と地理を学ぶ | ||||
文学をひらく | ||||
芸術をひらく | ||||
哲学とは何か | ||||
心理を学ぶ | ||||
自己開発 | ||||
社会を理解するための教養 | 法律を学ぶ(日本国憲法) | |||
法律を学ぶ(概論) | ||||
政治を学ぶ | ||||
倫理学とは何か | ||||
国際関係を学ぶ | ||||
地域社会と家族を学ぶ | ||||
経済を学ぶ | ||||
社会を学ぶ | ||||
自然を理解するための教養 | 自然と地理を学ぶ | |||
数学への招待 | ||||
生物学への招待 | ||||
物理学への招待 | ||||
化学への招待 | ||||
身体と健康を管理するための教養 | 健康スポーツ実習A | |||
健康スポーツ実習B | ||||
健康スポーツ演習 | ||||
キャリアを創造するための教養 | 企業と社会の仕組み | |||
マーケティング | ||||
女性の生き方と社会 | ||||
協働とリーダーシップコア | 他者と協働し、リーダーシップを発揮するための基礎的な能力を養う | ・協働力・コミュニケーション力 ・協力・協働して社会に貢献するためのリーダーシップ ・他者との協働による課題解決 |
現代社会の諸課題の解決 | 現代社会の諸課題(経済・産業) |
現代社会の諸課題(環境・科学) | ||||
現代社会の諸課題(文化・芸術) | ||||
現代社会の諸課題(生活・地域) | ||||
現代社会の諸課題(メディア・表現) | ||||
課題解決実践演習 | 教養総合ワークショップA | |||
教養総合ワークショップB | ||||
リーダーシップ開発 | ワークショップファシリテーション |
基礎ゼミ
すべての新入学生は半期の基礎ゼミが必修です。これは25〜30人程度のクラスを専任教員が担当し、大学で勉強する方法や意義について共に考えようというものです。少人数クラスで友人づくりのきっかけにもなります。ここを出発点として、卒業時の卒業論文や卒業研究に至る筋道が、本学での教育の根幹となります。また基礎ゼミナールでは本学の歴史や本学が位置する神田地域について理解を深めることも企画されています。
ネイティブ教員による英語科目
毎年ほとんどすべての新入学生が履修する英語Aは、ネイティブの教員が担当することになっています。これは英語だけで行われる授業です。英語の得意・不得意は関係ありません。そのほかにも英語は体系的に科目が用意されており社会で必要な英語運用能力を身につけることができます。
現代社会の諸課題
現代社会における日常生活や社会生活の諸課題を、様々な視点から身近な問題として取り上げ、具体的な事例に基づいて分かり易く解決し、理解を深めるとともに、どのように考え、対応してゆくべきかを学び、解決に向けた提案を目指します。グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを取り入れ、諸課題の解決に向けて協働しながら実践的に学びます。
ライフプランと自己実現
基礎ゼミナールで描いたライフプランやキャリアプランをベースにして、将来社会に出て生活してゆくために自分の生き方について考えます。自分の人生において働くことをどう位置づけ、意味づけるか、さらに働くことを家庭生活や市民生活にどう関連づけるかを考察した上で、自らキャリアを開発しそれを高めてゆくための方法を身につけます。特に、生活の根幹となる労働を軸に、結婚・出産や家族のケアといったライフステージの変化にどう対応するかを、社会制度の活用の仕方とともに学び、自己分析を通じてライフプランやキャリアプランを客観的な視点で作成し、その実現に向けた学生生活を送ることを目指します。講義以外にも、ワークシート作成、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなどを積極的に取り入れて、他者の意見も取り入れながら自己理解を深めキャリアを創造していきます。
教養総合ワークショップ
近年、社会からリーダーシップの力が求められており、2018年度より、企業と連携をした課題解決型の授業を、2017年度のトライアル講座を経て、正課科目として導入しました。この授業の特徴は、クライアント企業から出された課題に対して、学部・学科・学年の垣根を越えて取り組むことで、仲間の輪が広がることと、社会で求められているスキルを身に付けることです。まず前期には、クライアント企業が抱える課題の解決策を提案するプロジェクト型学習を通じて、受講生は、基礎的なビジネススキルと、プロジェクト内で求められるリーダーシップについて学びます。後期には、前期の活動を踏まえ、自己理解を深めると同時に、他者からのフィードバックを受け止め自身の成長に活かし、リーダーシップ開発の基本サイクルを理解し実践します。またその上で、小規模なプロジェクト型学修を行い、問題解決に必要とされる論理思考やリーダーシップについて学びます。
プレイスメントテストとアチーブメントテスト
入学式の前後に、新入学生の共通教育科目の英語の授業のクラス分けのため「プレイスメントテスト」が行われます。能力別のクラス分けは、効果的な授業を行うために必要です。どのクラスに入るかよりも、1年間努力することの方がはるかに重要なことです。プレイスメントテストと対をなすものとして学年末に実施されるのが「英語アチーブメントテスト」です。これによって、1年間の努力の成果を量ります。