詩、歌、舞踊、芝居、音楽、絵画、彫刻…これら文学や芸術と呼ばれるものはすべて、国家よりも、文字よりも、農耕よりもさらに古くから存在していました。古い時代には、文学も芸術も個人の趣味や楽しみのために存在していたのではなく、社会の構成員に共有されるべき財産として存在していました。この事実が、文学や芸術の重要性とその本質的に社会的な性格を雄弁に物語っています。
文芸学部に置かれた4領域7専修は文学と芸術を通して、またそのあわいを見透かすことで、人間の本質に迫ることをめざします。そのために私たちは、学生が自己の関心事や狭い専門領域に閉じこもることなく、世界に対して自己を開き、幅広い関心を持ち、そしてただ受動的に知識を得るのではなく、対象の中に踏み込むことによって自ら感じ、考えることを求めます。汲めども尽きぬ豊かさと魅力を持つこの世界を、あなたも私たちの仲間となって、探求してみませんか。
時代・社会・文化等の背景を踏まえながら言葉と文学を学ぶ
日本文学の特質を体系的、歴史的に学ぶ
英語及び英語で書かれた文学作品を理解し、英語圏の文化を深く学ぶ
フランス、そしてフランスとフランス語圏の文化のあらゆるものを学ぶ
芸術的表現の本質と歴史を学び鑑賞する力
自ら語り伝える力を養う
身近な文化事象から歴史・思想まで広く深く学ぶことができる
社会・文化・情報の脈略のなかでメディアを分析し、今後を見据える