HOME

学部・短大・大学院/教育

文芸学部

アーカイブ

取り組み・プロジェクト紹介

一覧へ戻る

文芸学部取り組み・プロジェクト紹介

更新日:2023年03月17日

フランス語・フランス文学専修

【文芸学部 フランス語フランス文学専修】卒業制作

成果物紹介

フランス語・フランス文学専修

卒業制作(翻訳)の例:王妃マリー・アントワネットとファッションをテーマとし、関連するフランス語文献の翻訳を通して18世紀フランスの宮廷文化にアプローチします。

 

文芸学部では、卒業するために卒業論文の提出が義務づけられていますが、これを卒業制作に代えることができる専修があります。フランス語フランス文学専修では、フランス語で書かれた文章を日本語に翻訳し、翻訳した作品を卒業制作作品としてつくりあげることができます。フランス語の翻訳にあたっては、専修での手厚いサポートがあります。

 

1年次には、「フランス語学概論A」「フランス語学概論B」、「翻訳概論」、2年次には「フランス語翻訳演習I」「翻訳各論」、3年次には「フランス語翻訳演習II」などの授業を履修して、翻訳理論とフランス語学の基礎と実践を身につけます。

翻訳の対象となるのは、フランス語で書かれ、出版された書籍で、物語、詩、小説、シナリオ、BD(バンド・デシネ、フランスの漫画)、エッセー、手紙などです。専修では、3年次から翻訳の対象を選び、希望者は教員と一緒に計画を立て、4年次で完成させるまで、きめ細やかな指導を受けます。例としては、哲学者ボーヴォワールの手紙や、王妃マリー・アントワネットに関する研究などがあります。翻訳は、原文を深く理解し、作品に日本語であたらしい息吹を吹き込む創造的行為といえるでしょう。