家政学研究科児童学専攻
概要
博士前期課程:2年
児童学専攻の人材養成目的
児童を対象とした教育・福祉および発達・臨床等の幅広い分野にわたる教育・研究を通して、最先端の専門知識・技能を獲得します。また指導教員のもと、2年間の特別研究を行い、児童学領域の研究者・実践者としての基盤形成を行います。
研究分野
1)保育・教育・分野の領域
保育・教育方法、子ども家庭生活、教育課程・教授法、保育・教育支援、表現文化の領域について実践と理論の両面から研究をすすめます。
2)発達臨床・福祉・支援の領域
人間関係学、発達心理学、発達臨床学、現代社会と児童、発達障害支援の領域について実践と理論の両面から研究をすすめます。
授業科目
現代社会と児童、人間学関係学、教育方法論、教育課程・教授法、発達臨床学、子ども家庭生活、保育・教育支援、発達心理学、発達障害支援、表現文化等の分野の講義・演習科目、臨床事例研究、児童学特別研究
最近の修士論文テーマ
- 幼稚園の砂場環境における保育者の役割
- 保護者支援に関する保育者の専門性の検討―養成段階の学びと現職者の連続性に着目して―
- 幼児と共に創る心理劇活動に関する研究
- 「保育相談支援」を学ぶ意義と活用―保育参加を通した一考察
- 通級指導教室におけるソーシャルスキル指導目標の実態調査
- 子どものコミュニケーションチェックリスト第2版(CCC-2)日本語版を用いた幼児のコミュニケーション能力の評価に関する研究―養育者と保育者による評価者間比較について―
- 日英二言語環境下で育つ児童の言語環境と言語発達特徴に関する研究
- カンボジア王国における孤児院の入所児の自立とその意識に関する一考察 -バッタンバン市における2施設での調査を通して―
- 保育者の保育観の揺らぎと再構築に関する一考察 -幼稚園教諭のクラス運営に着目して―
- 自閉症幼児の初期の語彙獲得に関する発達的研究
- 保育者と保護者における発達障害児への特別支援に対する認識についての研究
免許・資格
- 幼稚園教諭専修免許状(1種免許状取得者のみ)
- 臨床発達心理士(指定科目単位認定あり)
※臨床発達心理士の詳細について、http://www.jocdp.jp/をご覧ください。
学位
- 修士(家政学)
※児童学専攻を修了後、博士後期課程「人間生活学専攻」への進学も可能です。