家政学研究科人材養成目的・3つのポリシー
家政学研究科
人材養成目的
広い視野に立って深遠な学識を授け、被服学、食物学、建築・デザイン、児童学の4専攻分野における研究能力と高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培い、社会に広く貢献する、自立した人材を育成することを目的とする。
3つのポリシー
ディプロマポリシー
広い視野に立った精深な学識を身に付け、被服学、食物学、建築・デザイン、児童学の4専攻分野における研究能力と高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培い、社会に広く貢献する、自立した人材として求められる知識・能力を身に付けている。
カリキュラムポリシー
各専攻分野における体系的な講義・演習と、最終年次の修士論文作成に向けた特別研究により教育課程を編成する。
アドミッションポリシー
家政学研究科博士前期課程では、人間生活の面から、被服学、食物学、建築・デザイン、児童学についての研究に意欲のある人材を求めている。また、いずれの課程も性別を問わず入学者を受け入れる。
被服学専攻
人材養成目的
衣を中心とした科学技術の進歩と文化の向上に寄与することを目的とし、人文・社会科学および自然科学の両面を踏まえた高い研究能力を有し、広い視野と柔軟な思考、伝統に培われた知性と情操を備え、広く社会的に活動できる人材を育成することを目的とする。
3つのポリシー
ディプロマポリシー
衣を中心とした科学技術の進歩と文化の向上に寄与することを目的とし、人文・社会科学および自然科学の両面を踏まえた高い研究能力を有し、広い視野と柔軟な思考、伝統に培われた知性と情操を備え、広く社会的に活動できる人材として求められる次の知識・能力を身に付けている。
○衣服の多元的な価値(シンボル性、審美性、機能性、環境適応性等)について、自然科学および人文科学の両面を踏まえた高い研究能力。
カリキュラムポリシー
被服材料、被服管理、被服環境、被服行動、被服心理、被服意匠、被服造形、被服平面造形、服飾美学などの各分野の基礎科目から発展科目を体系的に配置して教育する。衣服の多元的な価値(シンボル性、審美性、機能性、環境適応性等)について、自然科学および人文科学の両面を踏まえた高い研究能力の修得を目標に、研究指導を行う。
アドミッションポリシー
被服学専攻では、衣を中心とした科学技術の進歩および文化の向上に寄与することを目的とし、自然科学および人文科学の両面を踏まえた高い研究能力を有する人材の養成に努める。入学者として求めている人間像は、広い視野と柔軟な思考を備え、研究に対する強い意欲と熱意のある人物である。
食物学専攻
人材養成目的
食物の基礎から応用に至る知識・素養に基づき深い洞察力をもって研究を行う能力と、食物学の視点から社会に貢献できる高度な職業能力を有した人材を育成することを目的とする。
3つのポリシー
ディプロマポリシー
食物の基礎から応用に至る知識・素養に基づき深い洞察力をもって研究を行う能力と、食物学の視点から社会に貢献できる高度な職業能力を有し、次の知識・能力を身に付けている。
○食品に関する基礎から応用、および健常者や病態者の栄養生理などの研究分野について、幅広い視野で深く理解できるとともに、社会で求められる精深な知識。
カリキュラムポリシー
演習科目である食物学特別研究に重点をおき、栄養学、栄養生理学、栄養教育論、食品学、調理学などの分野の講義科目と講義科目に連動した演習科目を配置している。食物の基礎から応用にいたる研究や、健常者から病態者にわたる栄養生理の研究など、幅広い視野で研究テーマを深く理解できるとともに、社会で求められる精深な知識を得ることができるように、教育課程を編成する。
アドミッションポリシー
食物学専攻では、食物に関する研究能力と社会に貢献できる高度な職業能力を有する人材の育成を目的としている。また、大学等の学際分野でも活躍できる人材の育成を指向しており、次に掲げるような入学者を希望している。
①研究活動に対する忍耐力を有し、真摯に努力しながら研究を遂行できる学生
②食物の基礎から応用、および健常者から病態者までの栄養生理の研究分野に興味をもち、この分野の研究者として自立したい学生
③食物に関する実践的な研究を通じて、関連分野の職業人としての高度な能力を修得したい学生
建築・デザイン専攻
人材養成目的
生活の場を構成している「空間」や「もの」などを幅広く深く総合的に捉え、それらの有機的な関係を深く理解できる能力を習得し、専門的に「空間」や「もの」として具体的に提案できる人材を育成することを目的とする。
3つのポリシー
ディプロマポリシー
生活の場を構成している「空間」や「もの」などを幅広く深く総合的に捉え、それらの有機的な関係を深く理解できる能力を修得し、専門的に「空間」や「もの」として具体的に提案できる人材として求められる次の知識・能力を身に付けている。
①「建築」と「デザイン」の融合を図るとともに、明日を生きていく生活基盤を支える明確な目的を持った高度な知識
②人の生活の中で「ひと」・「もの」・「空間」・「こと」の有機的な関係性を理解し、創造性豊かな生活を具体的に提案できる高度な総合化能力
カリキュラムポリシー
生活者の視点から「建築」と「デザイン」の有機的関係を幅広く涵養しながら「より高度な知識」と「より高度な総合化能力」を養うために、実社会に役立つ実践的な教育、研究を行う。
建築形態論、構造デザイン、建築空間計画、環境デザイン、都市景観デザイン、住生活デザイン、プロダクトデザイン、伝達デザイン、パブリックデザインなど広範囲にわたった講義・演習により、「建築」と「デザイン」の融合を図るとともに、明日を生きていく生活基盤を支える明確な目的を持った「高度な知識」を養う。
指導教員のもとで行う特別研究により、人の生活の中で「ひと」・「もの」・「空間」・「こと」の有機的な関係性を理解し、明日の創造性豊かな生活を具体的に提案できる「高度な総合化能力」を養う。
本専攻においては、専門選択科目として一級建築士の受験資格を考慮した「インターンシップ制度」を設けてる。
アドミッションポリシー
建築・デザイン専攻では、学部段階で養成された能力を基礎として、学部の教育内容を高度化した教育課程を通して、生活そのものを学び、「建築」と「デザイン」の有機的な関係を学ぶ。その中で建築・デザイン分野に関するより高度な知識や能力を身に付け、社会で総合化(研究・設計・制作)できる人材を養成することを目的としている。このことから、入学受け入れの対象者は、本学家政学部建築・デザイン学科を卒業した者および他大学において建築・デザイン分野に関する基本的な資質や能力を修得した者としている。
児童学専攻
人材養成目的
広い視野に立った精深な学識をもつ児童学領域の研究能力を有し、児童学の分野における高度な専門性を駆使して、保育・教育および発達支援の場で創造的に実践を行い、社会貢献のできる人材を育成することを目的とする。
3つのポリシー
ディプロマポリシー
広い視野に立った精深な学識をもつ児童学領域の研究能力を有し、児童学の分野における高度な専門性を駆使して、保育・教育および発達支援の場で創造的に実践を行い、社会貢献のできる人材として求められる次の知識・能力を身に付けている。
①児童を対象とした教育・福祉および発達・臨床等の幅広い分野にわたる教育・研究を通して、最先端の専門的知識・技能。
②児童学領域の研究者・実践者としての基盤。
カリキュラムポリシー
児童の豊かな成長と児童教育・保育の向上に貢献することを目的に教育・研究をすすめる。児童を対象とした教育・福祉および発達・臨床等の幅広い分野にわたる教育・研究を通して、最先端の専門的知識・技能を修得する。また、指導教員のもと、2 年間の特別研究を行い、児童学領域の研究者・実践者としての基盤形成を行う。その目的達成のために、現代社会と児童、子ども家庭生活、教育方法論、教育課程・教授法、保育・教育支援、人間関係学、発達心理学、発達障害支援、発達臨床、表現文化など広範囲にわたった講義・演習を配置する。
アドミッションポリシー
児童学専攻では、学部での教育を踏まえたより専門的な研究・実践を通して、児童教育や発達支援の分野で活躍する人材を養成する。将来、児童学の研究者をめざす学生には、研究者として第一歩を踏み出すための教育を行う。入学受け入れ対象者は、本学家政学部児童学科を卒業した者、他大学において児童学に関する基本的な資質や能力を修得した者、また、児童教育や発達支援の実践において実務経験のある社会人である。意欲をもって研究・実践に取り組む人物を期待している。
人間生活学専攻
人材養成目的
生活の主体である人間について、人文・社会科学および自然科学の諸視点から思索を深め、併せて人間生活にとって不可欠な生活文化に関する探求を積み重ねることにより家政学の研究と教育に新たな展開を図り、豊かな生活を創出する独創力と実践力を兼ね備えた高度な研究・教育能力を有し、社会に広く貢献する、自立した人材を育成することを目的とする。
3つのポリシー
ディプロマポリシー
生活の主体である人間について、自然科学および社会科学・人文科学的諸視点から思索を深め、併せて人間生活にとって不可欠な生活文化に関する探究を積み重ねることにより、家政学の研究と教育に新たな展開を図り、豊かな生活を創出する独創力と実践力を兼ね備え、社会に広く貢献できる自立した人材として求められる知識・能力を身に付けている。
カリキュラムポリシー
生活主体である人間について自然科学的および社会科学的・文化的考察を深め、生活を構成する諸領域の総合的理解を深めるため、博士前期課程被服学専攻、食物学専攻、建築・デザイン専攻と児童学専攻の枠組みを越えて、人間生活論領域および生活科学領域をおき、それぞれに領域を特徴づける分野を前者について3つ、すなわち身体機能論、生活主体者論、生活文化論を、後者については4つ、すなわち食生活素材論、衣生活素材論、食生活計画論、衣生活計画論を組み合わせて教育課程を編成する。
アドミッションポリシー
人間生活学専攻は、生活主体である人間について、自然科学および社会科学・人文科学的諸視点から思索を深め、併せて人間生活にとって不可欠な生活文化に関する探究を積み重ねることにより、生活全般にわたる総合的知識体系の確立に努め、それらの知見に基づいてより豊かな生活を創出する独創力と実践力をもつ高度な研究者・教育者を養成することを目的とする。
入学者の受け入れにあたっては、性別を問わず、この学際的分野の研究に関心を持ち、本学の教育理念を理解し、入学を熱望する、意欲のある学生を受け入れ、また、リフレッシュ教育を望む社会人や、留学生にも広く門戸を開いている。