看護学部カリキュラム/履修系統図
カリキュラム

保健師助産師看護師学校養成所指定規則の改正に伴い、2022年度入学生から、専門科目のカリキュラムが一部変更となります。
様々な未来が広がる看護学教育
講義や演習、実習を交えながら、体系的に看護学を学んでいきます。総合大学のなかにある看護学部として、医療系単科大学にない幅広い「教養教育科目」が用意されています。また、「専門基礎科目」「専門基幹科目」「専門展開科目」「統合科目」と順序立てて、専門的な知識を深めていくことができます。社会に貢献できる看護専門職者をめざすために幅広い教養と人間性を身につける教養教育と、看護師としての社会的・職業的自立を図るために必要な知識・能力を培う専門教育がバランスよく配されています。実習は高レベルの都内の医療機関や施設で行います。多様な施設で実習を経験することによって、医療環境について幅広い学修が可能になります。
専門教育科目 |
【看護研究】 【統合科目】 専門性の発展と自己研鑚の能力の育成 |
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【専門基幹科目】 【専門基幹科目】 専門的知識と技術・態度の修得 |
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【専門基礎科目】 【専門基礎科目】 看護の本質の理解、基礎的知識・能力・態度の修得 |
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教養教育科目 |
【基本スキルユニット】 【教養ユニット】 【教養ユニット】 幅広く深い教養・総合的な判断力と誠実で豊かな人間性の涵養 |
履修モデル
卒業後に活躍したいフィールド、それに伴う資格取得を目指した2つの履修モデルを用意しています。自分の将来をしっかりと考え、豊富なカリキュラムから履修科目を選んでいきます。
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看護師履修モデル
「解剖生理学」「病態と治療」「看護学概論」など専門科目の基盤となる『専門基礎科目』、「基礎看護技術論」「成人看護学」など専門科目の中核となる『専門基幹科目』に加え、「医療安全」「国際看護論」「がん看護論」「災害看護論」など14科目で構成する『専門展開科目』の中から学生個々の興味関心、あるいは卒業後の進路に合わせて8単位以上を選択します。必修科目の多い看護系大学の中で、看護専門科目の中に多くの選択科目をそろえている点は本学の大きな特徴です。
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保健師履修モデル
看護師国家試験受験に必要な科目に加え、「公衆衛生看護展開論」「公衆衛生看護学実習」「健康危機管理論」「保健指導・健康教育論」など、保健師活動の基盤となる知識、技術を学ぶ科目を履修します。
多様な医療機関・施設で充実した臨地実習
高度化・多様化する医療ニーズに応える実践的な看護技術を身につけるために、看護学部では臨地実習に力を入れます。臨地実習は1年次から4年次まで毎年実施され、4年次の後期には「看護学総合実習」も組み込まれています。実習施設は東京都内を中心に、三井記念病院をはじめとする医療機関、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、介護保険施設、社会復帰施設、保育所などの協力と支援のもと、充実した実習体制を整備しています。
臨地実習前にOSCEを実施
OSCE(客観的臨床能力技術試験)とは、Objective Structured Clinical Examinationの略で、多くの場合、臨床実習開始前の「見極め」(試験)として行われます。日本では1990年代から医学・歯学系で導入されており、看護学系でも近年注目を集めています。
看護学部では、専門基幹科目「総合技術演習」として、3年次の臨地実習前に配置しています。看護援助技術に関する課題を模擬患者に対して実践することで、看護技術の実際の習得度を確認し、後期から始まる臨地実習にのぞみます。
7つの専門領域と
保健師課程(コース)
いずれの領域も相互に関連しあっています。