生活科学科生活科学科からのメッセージ
生活科学科は、都心に残る数少ない短期大学として質の高い女子教育に努めて参りました。2年間という短期的な教育を活かし、入学直後から卒業後を見据えて、女性の将来的なキャリア形成を学ぶ業界人による特別講義、就職や編入学に向けた実践的な指導、夏休みや春休みを学生自らが積極的に活用する取組みなどを通して、多様な学生一人ひとりの進路やニーズに応える教育を行っています。
1989年(平成元年)の生活科学科改称から「現代社会をよりよく生きていくことのできる女性の養成」を目的として、3つのコース「ITメディアコース(新設)」「生活デザインコース」「食・健康コース」を設けています。2023年度からは、3コースそれぞれの専門性を高め、資格取得を支援するための科目やPBL授業を設け、さらに豊富な演習・実習・実験科目によるアクティブラーニング、全学的な取り組みでもあるリーダーシップ教育を副専攻とすることで、将来的な学びを豊かなものとする教育を強化しています。また、「卒業ゼミナール」を必修化し、自ら学び自己を高める教育体制を充実させることで、学生が達成感を味わうことのできる学びの場を確実なものにしていきたいと考えています。
このように濃密な2年間の教育を通して、豊かな人間性を育み、社会で活躍できる女性を育成していきたいと考えています。
共立女子短期大学
生活科学科長 山口 庸子