家政学部[児童学科] 家政学部[児童学科]

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家政学部

児童学科

人材養成目的・3つのポリシー

家政学部 児童学科人材養成目的・3つのポリシー

人材養成目的

 家政学部児童学科の人材養成目的は、家政学部の人材養成目的に基づき、「関係的存在である児童について、主として乳幼児期・児童期を通して児童の健全な発達および自立支援、さらに児童をとりまく人的、物的環境への働きかけのために必要な専門的知識・実践力を身につけた女性を育成する」ことである。

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

  児童学科は、本学科の課程を修め、124単位以上の単位修得と必修等の条件を充たしたうえで、次のような社会に広く貢献できる自立した女性としての必要な知識、技能並びに資質を備えた人物に学位を授与する。

(1)保育領域・教科に関する専門的知識を修得し、保育職・教職の役割と責任について理解している。(知識・理解)

(2)子どもの発達に応じた保育・授業の構成や環境・教材・教具の工夫ができる。(技能)

(3)個に応じた支援・指導を遂行することができる。(技能)

(4)保育現場・学校現場で生じている課題やニーズに対して適切な対応方法を考え、説明することができる。(思考・判断・表現)

(5)自己の保育・教育実践を省察し、自己の学修課題を明確化し実践と理論を結びつけながら自らの実践の向上をめざすことができる。子どもを尊重する態度と保育職・教職に対する使命感と責任感をもって適切な行動ができる。(関心・意欲・態度)

カリキュラム・ポリシー

 児童学科は、ディプロマ・ポリシーに定める知識、技能などを学生に確実に身に付けさせるために必要な授業科目を配置し、順次性に配慮し体系的かつ効果的に教育課程を編成する。
 教育課程編成及び授業実施にあたっての、教育内容、教育方法、学修成果の評価の在り方についての方針を次の通り定める。

教育内容

【初年次教育・キャリア教育】

(1)大学における学修・生活に適応するための基本的な能力を育成するための教育内容を組み込む。

(2)社会での自立と自活に向けて必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、自らの役割の価値や生き方を見出していくための教育内容を組み込む。


【教養教育科目】

(1)大学生活・社会生活を送るうえで身に付けておくべき基本的な知識・技能を育成するために、以下のように教育課程を編成する。

  • 大学生活を送る上で必要な学修技能を育成することを目標とし、必修科目「基礎ゼミナール」を配置する。
  • 大学生活・社会生活を送る上で身に付けておくべき基本的な表現力と情報活用能力等を育成することを目標とし、『日本語表現』、『英語表現』、『英語以外の外国語表現』、『情報』、『統計』、『体育』に関する科目を配置する。
  • 『英語表現』『英語以外の外国語表現』においては、英語・フランス語・中国語・ドイツ語の中から8単位(うち4単位は同一外国語)を履修し、基礎的な表現力を育成する。

(2)大学生活・社会生活を送るうえで必要な、幅広く深い教養・総合的な判断力・豊かな人間性を涵養するために、以下のように教育課程を編成する。

  • 『学問への招待』として、専門分野の枠を超えて共通に求められる知識と技能の伝達により、知的好奇心を喚起し豊かな人間性や柔軟な思考を獲得するための科目を配置する。
  • 『生活の中の教養』として、知的・文化的な日常生活を創造できる知識・技能を獲得するための科目を配置する。
  • 『社会人としての教養』として、現代社会おける諸課題に自らの使命・役割・責任を関連付け、適切に対処できる知識と能力を獲得するための科目を配置する。
  • 『専門を学ぶための教養』として、専攻する学問の理解を助け、関連する諸分野への幅広い視点を得るための知識と技能を獲得するための科目を配置する。

【専門教育科目】

(1)家政学部共通科目では、家政学を学ぶうえで身に付けておくべき基本的な知識と技能を修得するため、以下のように教育課程を編成する。

  • 被服、食物、住居、児童、家庭経営の5領域の基本的知識を学び、それらを統合した人間のライフサイクルと福祉の視点から人間生活の構造や基本事項を理解するための科目を配置する。
  • 前述の5領域に隣接または基礎となる社会科学・自然科学などの幅広い諸科学の視点と基本的知識を獲得するための科目を配置する。

(2)児童の発達と生活を核とした幅広い専門知識や技能、保育職・教職の使命と責任について学修する科目と、実践力を養うフィールドワーク科目を配置し、自己の将来目指す方向を視野に入れて、総合的・体系的に学修できるように構成する。

(3)家政学や児童学および隣接する諸学問の基礎的かつ最新の研究動向などの知識を得る「講義」科目、児童および児童をめぐる課題やニーズについて適切な対応方法や工夫を思考する「演習」科目、理論と実践を結びつけ、自らの実践への向上を図ることができる「実習・実験」科目を体系的に配置する。

(4)初年次において「児童学基礎演習」を必修科目として配置し、自己の学修課題を明確化し、実践と理論を結びつけながら子どもを尊重する態度と保育職・教職に対する実践への糸口を見出し、自らの将来への主体的な学修計画を育む。

(5)専門的知識を修得し、子どもを尊重する態度と保育職・教職の役割と責任について理解するために、「教育と保育」「発達と臨床」「生活と文化」「福祉と共生」の4つの柱からカリキュラムを構成し、基礎から発展までバランスよく体系的に学び、理論的な構成力を身に付けることができるように編成する。

(6)4年次において児童学の学びの集大成として「卒業研究」を必修科目として配置し、子どもを尊重する子ども観や個に応じた支援・指導ができる技能及び保育職・教職への使命感と責任感を基軸として自己の学びを総括し、諸課題を解決していく能力と実践的態度を身に付けることができるようにする。

教育方法

(1)教育内容の実施にあたっては、その内容に相応しい適切な授業形態を用い、必要に応じてアクティブ・ラーニングの手法を適切に取り入れる。

(2)授業開始後の学修の指針として機能する適切なシラバスを作成し、授業計画に基づいて適切に指導を行う。

(3)シラバスにおいて、事前・事後の学修内容、目安の学修時間を提示し、事前・事後学修を担保する。

(4)レポート等の課題を出す時期と課題の整合性をはかり、期中にフィードバックを行う。

(5)討論や発表などを含むアクティブ・ラーニングを通して、主体的な自己学修能力を育み、専門的な知識や技能を深化させる。

(6)保育・教育実習と演習・インターンシップとを連動させた体験的学修としてのフィールドワークを各年次に取り入れる。

学修成果の評価

(1)各授業科目の到達目標に応じて、求める到達水準を明確化して、その到達状況を適切に評価する。

(2)各授業科目の学修成果の最終的な評価は試験により行う。また、授業科目の内容に応じて、日常的な課題、小テスト、レポート、意欲・態度等を適切に評価する。

(3)1年次において、年度初めのプレイスメントテストと年度末のアチーブメントテストを実施することにより、英語の語学力向上を定量的に評価する。

(4)講義科目においては、専門的な知識や保育職・教職への役割や責任などへの理解、保育職・教職における具体的な技能と工夫及び討論や発表などを含めた主体的な学修への態度をもって評価する。

(5)演習科目および実習・実験習科目においては、専門的な知識の習得や討論や発表などを含めた主体的な学修への態度に加え、事象への対応の仕方や理論的な実証及び事後の省察と改善への手立てなどに関する実践的な態度について評価する。

(6)卒業研究においては、保育・教育現場で生じている諸課題に対する研究への意欲と着眼点の独自性や先行研究の十分な吟味、研究上の倫理性を踏まえた実証や論考の過程及び論述の適切性、口頭発表における試問をもって総合的に評価する。

(7)3年次から4年次の進級については、卒業に必要な124単位のうち80単位以上の単位を修得していることを条件とする。

アドミッション・ポリシー

 児童学科は、ディプロマ・ポリシーに定める知識、技能などの修得を目指し、カリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるための条件として、次のような知識・技能、能力並びに目的意識・意欲を備えた人物を求める。

(1)児童学を学ぶために必要な高等学校で履修する科目について、高等学校卒業相当の知識とリテラシー及び体育、音楽、造形など入学後の修学に必要な技能を有している。(知識・技能)

(2)高校までの履修内容のうち、「国語」と「外国語」を通して文化の理解と聞く・話す・読む・書くなど思考を的確に表現できる基礎的なコミュニケーション能力を、「数学」「理科」「情報」を通して基礎的な科学的思考力を、さらに「地理歴史」「公民」「家庭」を通して社会、生活、文化を理解するための基礎的な知識と技能を身に付けている。(知識・技能)

(3)児童および児童と関連する諸課題を把握し、自分の考えを的確に表現し、他者に伝えることができる。(思考力・判断力・表現力)

(4)他者の考えを理解し、物事を多面的かつ論理的に考察し、的確に表現することができる。(思考力・判断力・表現力)

(5)高等学校での学修や課外活動、ボランティア活動等の経験を通して、身近な諸問題について関心を持ち、課題の解決を通して積極的に社会に貢献しようとする意欲がある。(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)

(6)将来的に保育・教育現場における専門性の高い仕事をするために、他の人たちと協働し学修課題やアクティブラーニングプログラムに積極的に取り組むことができる。(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)