看護学部

Faculty of Nursing

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更新日:2023年02月28日

授業紹介

【大学院看護学研究科】2022年度修士論文審査会・発表会を開催しました

2022年度修士論文審査会・発表会を対面とオンラインのハイフレックスで開催しました


 2023年2月8日(木)、看護学研究科では「2022年度修士論文審査会・発表会」を開催しました。会場とオンラインのハイフレックスで実施しました。当日は会場、オンライン合わせて32名の参加がありましたが、平日ということもあり、ほとんどの教員が会場に参集することができました。

 11月に研究の進捗を報告した1名の修士課程2年生は、研究を終え1月末に修士論文を提出して、この日の審査・発表にこぎつけることができました。

 審査・発表の翌週、修正した修士論文を提出した後にお話をうかがいました。

 

Q1お疲れさまでした。審査会・発表会を終えた率直な感想を教えてください。

 15分という発表時間の中に、自分の研究の成果をまとめることはとても難しかったです。発表者が一人で、大変な緊張とプレッシャー がありました。中間発表会までの発表の機会では、様々な先生方から質問やご助言を頂いておりましたので、今回も沢山質問が来たらどうしようかと心配で、発表中気もそぞろでした。

これから発表 すでに緊張

 

Q2審査では主査・副査から、様々な質問やコメントがあったと思いますが、どのように受け取りましたか。

 私自身も曖昧さを感じていたところをご指摘いただいたので、本当に納得いきましたし、あ、自分の感じていたことは間違いなかったんだなぁと思いました。コメント頂いて、視野は広がったことは確かです。しかし、短い期間で修正できる自信がなく、頭が真っ白になり、審査後2日間は焦るばかりで、立ち直れませんでした。

審査委員との質疑応答 会場全体に緊張感

 

Q3審査会・発表会に向けた準備はいかがでしたか?うまくいったこと、大変だったことなど、教えていただけますか?

 仕事をしながらの修学で時間が限られていました。もっと自由な時間があれば、余裕を持って準備できたのではないかと思います。

今はまだ、上手くいったことは思い浮かびませんが、指導教授とのやりとりの中で学べることが沢山ありました。これが、上手くいったというか、良かったことだと思っています。

最後は研究科長からの温かい講評

 

Q4最後に、研究テーマを決めてから論文を仕上げるまでの、修士論文作成プロセスで一番苦労したことを教えてください。

 研究テーマがぶれてばかりだったので、テーマを決めること自体が大変でした。自分が取り組もうとしていることは、先行研究では証(しょう)せていないことだと思っているのですが、言葉や文章にすることが難しかったです。

インタビューを承諾してくださった方々の気持ちを分析して、皆に伝えたいのですが、表現することが困難でした。代弁者になりきれない、考察が書けない自分が情けなかったです。 代弁者になることの責任と難しさを痛感しました。

 

 お話いただきありがとうございました。

様々に困難な状況でありながらも研究を遂行し、論文完成までこぎつけた院生に敬意を表します。今後の活躍に期待します。

                                                        (大学院教務担当)