大学院 国際学研究科

国際学研究科修了生の声・修了後の進路

修了生の声

FIS

2016年度修了
岸本璃紗さん

大学院では明治期から昭和期にかけて活躍した女性画家・上村松園について、彼女が生涯追い求めた女性像を考察しました。
修士論文では、日本美術におけるジェンダー論をもとに、上村松園の背景と日本美術界における彼女の立場を明確にし、彼女が頻繁に扱った古典・伝統芸能を題材とする作品と他の当時の画家たちが描く女性像との比較検討を行いました。研究は日々、ひらめきと挫折の繰り返しですが、それを乗り越えて完成した修士論文は満足感とともに感慨深いものがあります。国際学研究科では文化系・社会系どちらも研究対象とすることが可能なので、分野を超えた知識を得ることができます。
岸本芙蓉さん

2019年度修了
岸本芙蓉さん

修士論文を書くという経験は自信に繋がります。
教授とほぼ一対一の授業を受け、自分の興味関心のある分野に特化して研究することは、とても貴重で価値のある時間です。修士論文では多くの資料・文章を早く、正確に読み込む必要がありましたが、これは仕事でのプレゼン資料等の作成や、仕様書や要項を把握する能力にもつながっています。就職と進学で迷いましたが、進学を選んでよかったと心から思っています。興味がある分野があり、少しでも迷われている方には、大学院進学をお勧めします。
FIS

2016年度修了
堀部湧子さん

1873年に開催されたウィーン万国博覧会における明治政府の出展戦略について修士論文を執筆しました。
現在、私は文化財専門員として文化財調査・研究、文化財保存活用地域計画策定に携わっています。文化財保存活用地域計画は、将来にわたって文化財の保存・活用を行うための実施計画です。在学中、単位認定制度を利用して参加した国立博物館のインターンシップが今の仕事に活きています。個々の文化財に対する調査と理解には、学芸員資格過程で学ぶ専門知識と、論文の執筆で用いる研究基礎を活かすことが求められます。事前調査でどれだけのことができるかは、大学院で培った情報収集力が大切だと思っています。
FIS

2015年度修了
H.Sさん

国際学研究科には日米に限らず、ヨーロッパやアジアを専門とする先生方も多くいらっしゃるため、言語やジェンダーに関して多方面から考察できると考えて進学しました。
「アメリカ映画における日本語字幕:役割語としての女性語」をテーマに修士論文を英語で執筆し、女性語の定義や日本語の女性語の歴史、英語の女性語に加え、映画翻訳の過程等にも触れつつ、1990年以降のアメリカ映画の日本語字幕の女性語を分析しました。大学院1年次に参加したセミナーで、日本で最も有名な字幕翻訳家である戸田奈津子さんにお会いできたことは特に印象的な出来事です。研究が大変なときもありましたが、社会人になって振り返ってみると、大学院で過ごした時間はとても貴重だったと感じています。
FIS

2016年度修了
粟野友絵さん

修士論文では日本語と中国語の翻訳問題、具体的には日本映画タイトルの中国語訳について取り組みました。
中国大陸・香港・台湾の三つの地域では、タイトルの付け方が違い、中国での視聴率を上げるには、視聴する地域に好まれるネーミングにする必要があります。日本と中国は同じく漢字を用いていますが、言語習慣が全く異なるため、中国の文化背景や言語習慣を通してタイトルとその翻訳を考察し、いかに視聴者を引き付けることができるのかを考察しました。在学中には学会にも足を運び、中国に留学した経験をいかして中国語での執筆に挑戦しました。

主な就職先(一部)

一般企業

  • 株式会社ニトリホールディングス
  • アースサポート株式会社
  • 株式会社日立アカデミー
  • 株式会社コスモテック
  • 東京エムケイ株式会社
  • 東日本旅客鉄道株式会社

教育機関

  • 学校法人東邦大学

進学

  • 中国人民大学外国語学院
    博士後期課程 進学

国際学研究科で取得できる免許・資格

  • 教員職員免許(専修免許)
    1. 中学校教諭一種免許状及び高等学校教諭一種免許状の所要資格を有し、本学大学院を
      修了し本学で定めた教職課程の単位を修得した場合は、教育職員免許法により
      「中学校教諭専修免許状」及び「高等学校教諭専修免許状」を取得することができます。
    2.  免許の対象となる教科は次の通りです。
      ・国際学研究科・・・・・・・・「外国語(英語)」・「社会」・「地理歴史」

詳細につきましては、以下の履修ガイドをご確認ください。