国際学部

Faculty of International Studies

国際学部カリキュラム/履修系統図

カリキュラム

国際学部における学びの仕組みと特長

1. 3つのコースと17の専攻分野

「グローバル化」はさまざまな側面をもった現象であり、その学びもまた多様なものになります。国際学部では、以下の3つのコースを新たに設定し、学生自身の選択(2年次進級の際)によって、4年間の学修の重点、方向付けを定めます。

※コースには定員はなく、原則として希望したコースを選ぶことができます。

エリア・スタディーズ コミュニケーション・スタディーズ グローバル・スタディーズ

エリア・スタディーズ コミュニケーション・スタディーズ グローバル・スタディーズ

そのほか、これまでのあった17の「専攻プログラム」は「専攻分野」と改称し、コースの下位区分として、推奨科目や履修プランを提示するチャート(海図)として、一定の系統性をもった学修を促します。それぞれのコースと専攻分野の関係は以下の通りです(それぞれの専攻分野の説明、履修プラン例については、コース名をクリックしてください)。

2. 入学から卒業まで切れ目のない少人数ゼミによる指導

国際学部では、入学直後の1年次前期から卒業を控えた4年次まで、切れ目なく少人数の演習(ゼミ)が必修となっており、報告や議論などを通じて主体的な学びが実践されることになります。1~2年次は半期ごとに担当教員が替わることで関心や選択肢を広げる一方、3~4年次は原則として同一教員の指導を受けるなか、深く追究するテーマを決め、最後に4年間の学修の集大成として卒業研究を作成します。

  • 1年次 (前)基礎ゼミナール (後)課題解決ワークショップ
    1年次 (前)基礎ゼミナール (後)課題解決ワークショップ
  • 2年次 (前)国際基礎演習Ⅰ (後)国際基礎演習Ⅱ
    2年次 (前)国際基礎演習Ⅰ (後)国際基礎演習Ⅱ
  • 3年次 国際専門演習
    3年次 国際専門演習
  • 4年次 卒研演習
    4年次 卒研演習

3. 充実した外国語(英語)教育、GSE(Global Studies in English)プログラム

グローバル化する社会のなかで活躍するためには、外国語の能力は不可欠です。国際学部では、外国語科目14単位を必修としており、うち10単位分は専修外国語(第一外国語)の科目によって履修することになっています。2019年度以前の入学者は外国語科目16単位を必修としており、うち12単位は専修外国語の科目によって履修することになっています。残り4単位は選択外国語(第二外国語)に充てられています。専修外国語として学べるのは、英語、中国語、フランス語の3言語、選択外国語には、ドイツ語、イタリア語が加わります(留学生は日本語も選択可能)。選択外国語は、専修外国語と同一言語でも構いませんし、複数の言語を組み合わせることもできます。

さらに2016年度から、GSE(Global Studies in English)という新たなプログラムが開設されました。これは、卒業要件の単位数(124単位)の半数(=62単位)を、ネイティブ・スピーカーが行う英語による授業(外国語科目だけではなく、講義、演習科目、卒業研究も含む)によって取得するものです。詳しくは別途GSEのページにて説明がありますので、そちらをご覧ください。

※入学前、入学後の語学レベルアップのための支援体制、および外国語検定試験等による単位認定制度についてはこちら

4. 卒業要件単位の構成とその見方

国際学部の卒業要件単位数は124単位であり、その構成については以下の表の通りです。
青字になっている項目や数字についてはカーソルを合わせると説明文がポップアップします。

科目区分 コース
エリア コミュニケーション グローバル 合計
教養教育科目
必修科目

全学共通の科目のうち、「基礎ゼミナール」、「課題解決ワークショップ」、「ライフプランと自己実現」、「データサイエンスとICTの基礎」「英語A(リスニング・スピーキング)」が必修となっています。

8 28
選択必修科目 8
選択科目

上記以外の科目で、全学共通科目として開講されている科目が対象です。

12
専門教育科目 外国語等科目
14

外国語等科目の履修については、3. 充実した外国語(英語)教育、GSE(Global Studies in English)プログラムをご覧ください。

 
専門基礎科目
総合基礎

国際での学び全体にかかわる、あるいはさまざまな分野を輪講形式で学べる、入門的科目です。

4 4 4
20

専門基礎科目20単位:各科目区分(選択)必修の12単位以外の8単位については、専門基礎科目のどの科目を履修しても構いません。

国際基礎

3つのコースの基礎的な科目が配当されています。選んだコースの科目群について、選択必修の単位数が設定されています。

エリア・スタディーズコース系統 6    
コミュニケーション・スタディーズコース系統   6  
グローバル・スタディーズコース系統     6
ジェンダー関係 2 2 2
上記で修得した科目を除いた専門基礎科目全体から 8 8 8
専門科目
エリア・スタディーズ科目群

エリア・スタディーズをコースとして選択した学生は、所定の単位を修得する必要があります。

12    
42

専門科目42単位:各科目区分(選択)必修の28単位以外の12単位については、専門科目のどの科目を履修しても構いません。

コミュニケーション・スタディーズ科目群

コミュニケーション・スタディーズをコースとして選択した学生は、所定の単位を修得する必要があります。

12
グローバル・スタディーズ科目群

グローバル・スタディーズをコースとして選択した学生は、所定の単位を修得する必要があります。

12
国際基礎演習

2年次に履修する演習(ゼミ)です。前期と後期で分かれています。

4 4 4
国際専門演習

3年次に履修する演習(ゼミ)です。通年で、原則4年次に持ちあがります。

4 4 4
国際卒研演習

4年次に履修する演習(ゼミ)です。卒業研究の完成が主眼となります。

2 2 2
卒業研究

卒業論文など、卒業研究として提出されるものが対象となります。

6 6 6
上記で修得した科目を除いた専門科目全体から 14 14 14
自由選択科目

外国語等科目、専門基礎科目、専門科目、関連科目・他学部開放科目から自由に選択し、修得します。

20
合 計 124

履修系統図