共立女子大学・共立女子短期大学

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文芸学部

Faculty of Arts & Letters

学部長より

 誰しも、心に深く刻まれる言葉や、人生を変えるような言葉に出会った経験があるものです。人類は言葉を用いることで、文明を拓き、思想を紡ぎ、社会を形づくってきました。私たちにとって言葉を用いることは、何よりも強い生きる力となります。言葉はやがて文学となって私たちの生きる世界を照らします。
 いっぽうで、言葉にできない想いを抱えるのもまた人間です。言葉でとらえきれない事態に遭遇したとき、その想いは芸術をはぐくむ糧になります。美術や音楽や身体表現、さまざまな方法で、人類は言語の外側にある未知の感情やまだ名づけられていない物事をつかみ取ろうとしてきたのです。
 人類が長い歴史の中で蓄積してきた文学と芸術について学び、自らも未来の文学と芸術の担い手になろうと思う人たちのために、文芸学部は存在しています。私たちには、この学部での教育についていくつかのビジョンがあり、その特色を「よむ・きく・かく」というキーワードに集約しています。
 文芸学部を構成する七つのコースが、時には異なるアプローチで、時に連携しながら、この三つの能力を体系的に育みます。文章をよみ、芸術をよみとき、歴史や未来をよむ力。他者の意見をきく、音楽をきく、分からないことを質問する力。自ら思考し創造したことを、書き、描き、表現する力。これら三つの能力を総合的に伸ばし、世の中に存在する様々な事象について、理解し、分析し、批評し、判断し、新たな価値を創造できる人材となってこの大学を巣立って欲しいと考えています。
 どうぞ皆さんの好奇心を全開にして、よんで・きいて・かいてください。答えは一つではありませんし、これは、絶対的な正解もない問いへの挑戦なのです。

文芸学部 学部長
山本 聡美