HOME

総合案内

学長ブログ

学長ブログ ~学長のつぶやき~

令和5年8月29日

共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清

 8月が終わろうとしているのに猛暑が続き、処暑の候とはなりません。毎晩エアコンをつけたまま就寝するので、何となく体調が不良です。私は、冬の寒さより夏の暑さの方が好きなタイプでしたが、今年の夏の暑さは我慢ができません。国連のグテーレス事務総長が、地球温暖化を越えて地球沸騰化だと警告を発していたのは同感です。地球沸騰化は今年の新語・流行語大賞となるかも知れません。
 8月23日には「建築・デザイン学部設立記念連続セミナー」の3回目として、アニメーション監督の細田守氏をお招きして、学生とのトークや細田氏による学生の作品に対するコメントなどのセミナーが催されました(写真)。細田氏の温厚な性格もあって大変楽しいイベントでした。映画監督には面白い映画を作る役割があり、そのために黒澤明監督の「一日も休むな」という言葉を大事にしているという話に感銘を受けました。多数のスタッフと共に映画づくりを楽しむリーダーシップを感じました。
 私は会の冒頭の挨拶を依頼されたので、中公新書の「日本アニメ史」(津堅信之、2022年)を通読して、日本のアニメの歴史を振り返り、自分の映画鑑賞の歴史をアニメーション映画の立場からみてみました。
 今年の10月23日は米国ウォルトディズニーカンパニー創立100周年を迎えますが、日本のアニメーションに関しても歴史は古く、映画の歴史と同時にアニメーション制作も始まり、100年を超える歴史があります。ディズニーのミッキーマウスによる「蒸気船ウイリー」(1928年)は、世界初のトーキーアニメーションとして大ヒットしました。日本での公開は1930年(大正5年)で日本のアニメにも大きな影響を及ぼしました。
 戦後の娯楽の中心は映画であり、1958年(昭和33年)は、映画観客動員史上最高の11億2700万人を記録した年で、戦後日本映画界のピークの時期です。その年に、東洋のディズニーを目指すとして作られたのが東映動画の「白蛇伝」です。9歳小学生の私は文部省推薦の映画として近所の映画館に行き観賞し、感激したのを思い出します。当時は近所に必ず映画館が複数ありました。その後、毎年公開される長編アニメを楽しみにしました。「白蛇伝」は日本の長編アニメの出発点と言えます。
 その後、テレビの普及により映画は斜陽産業となり、アニメもテレビアニメの時代となり、中学生のころ1963年放送開始の手塚治虫の虫プロダクション製作の「鉄腕アトム」に夢中になります。私が大学生の頃には、虫プロによる長編アニメ「千夜一夜物語」(1969年)が公開され、成人向けアニメとして見に行った記憶があります。
 テレビアニメでは東映動画出身の高畑勲、宮崎駿が製作した「アルプスの少女ハイジ」(1974年)は、日曜日午後7時半の放送を楽しみにするほどでした。
 1984年には宮崎駿の「風の谷のナウシカ」が公開されました。これは、スタジオジブリの事実上のスタートとなった作品であり、キネマ旬報ベストテンの第7位に入り、アニメ映画初めての快挙となりました。その後、ジブリ作品として「天空の城ラピュタ」(1986年)、「となりのトトロ」(1988年)、「魔女の宅急便」(1989年)と続きます。「トトロ」はキネ旬報のベストワンになった記念すべき作品です。「千と千尋の神隠し」(2001年)は、日本アニメとして初めて第75回アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞しました。
 日本のアニメ―ション映画としては、20世紀末から21世紀に新しい波があります。押井守、新海誠、細田守監督らによる作品です。細田守監督は3年に一度の製作ですので、「竜とそばかすの姫」(2021年)の次回作が期待されます。「君の名は」(2016年)、「すずめの戸締り」(2022年)の新海誠監督作品では聖地巡礼が楽しみです。引退を表明していた宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」(2023年)は公開前に全く情報のない覆面公開で、それなりに観客を集めています。私も情報がないままつい見に行きました。アニメーション映画の美術監督の山本二三(ニゾウ)監督が先日8月19日にお亡くなりになったと新聞報道されていました。細田守監督の「時をかける少女」(2006年)の美術監督をされていました。

 「夏休みの最後、熱中症に注意して、大学に戻ってきてください」とつぶやく学長です。







令和5年8月4日

共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清

 猛暑が続く中、前期の定期試験期間が7月27日から始まり、学内の学生の姿は少なくなりましたが、7月の暑さは観測史上最高と言われました。大学の近くのセミの声に、東京では聞くことの少なかった「クマゼミ」の声が混じるようになり、温暖化の影響を感じます。新型コロナウイルルス感染症は、暑さは関係ないように流行し、患者数は増加しています。夏休み期間中にそれぞれ個別に感染予防対策は必要でしょう。
 30日の日曜日にはホームカミングデイを桜友会と共催で開催しました(写真)。ホームカミングデイは、卒業生の方々との交流を目的に2017年(平成29年)から行っている年1回のイベントですが、コロナ禍の影響で、今年は4年振りの開催となりました。約400名の参加があり、OGとの交流の輪があちこちで見られました。卒業生の人数からすればもっと多数の参加があればと、学長として残念な思いです。
 共立講堂での全体会では、村上隆副学長の『「伝統」を「未来」へ』と題した講演がありました。共立女子職業学校設立時の創設者のメンバーの女子教育に対する思いが、今の実学教育であるビジネス学部と建築・デザイン学部開設につながっているとする内容で、ビデオ映像を含めた大変説得力のある内容で、感銘を受けました。
 明治19年の設立趣意書の発起人は29名ですが、同年9月に設置願が東京府知事に提出されまでに5名加わりました。その中には東京職工学校(東京工業大学の前身)校長となる手島精一、東京商業学校(一ツ橋大学の前身)校長となる矢野二郎、第二代日銀総裁となる富田鐵之助が含まれていました。本学のビジネス学部の初代学部長の植田和男先生が第32代日銀総裁になられたのも『「伝統」を「未来」へ』の縁を感じます。

「夏休み、感染症に注意して過ごして下さい」とつぶやく学長です。







令和5年7月13日

共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清

 7月中旬になり、暑い日が続きますが、学内でもマスク無しの姿が多くなり、「やあ、マスクがないといい男だね」と挨拶しています。
 映画界は夏休みに向けて大作が公開されるので楽しみです。第一弾は、「インディ・ジョーンズ 運命のダイアル」(ジェームズ・マンゴールド監督)をIMAXの大型画面で観賞しました。シリーズ5作目になりますが、今年80歳になるハリソン・フォードが主演しているのと、ジョン・ウイリアムズが音楽を担当しているのが話題でした。このシリーズでは、オープニング30分ほど映画の導入部のアクションがあるのが定番ですが、今回はハリソン・フォードと敵役のマッツ・ミケルセンが40歳代の顔で演じていたことが驚きでした。私の学生時代の友人二人も映画好きで早速この映画をみたのですが、この点を不思議がっていました。
 ネットで検索してみると、ハリソン・フォードが演技した映像に、彼の30歳代、40歳代のフィルムから作成した3Dモデルを合成して作り上げたそうです。ルーカスフィルムは彼の昔のフィルムを大量にもっているようです。そういう話を聞くと、今はVFXでどのような映像作品でも作れる時代だと実感しました。ハリソン・フォード自身は、シリーズ出演はこれで終わりとしているようですが、まだまだ出来そうな感じです。シリーズ1作目の相手役の女性、カレン・アレンが5作目の最後にも出てくるのもいいなと思いました。
 敵役はナチスの方が、相性がいいようで、今回もナチスの復活をもくろむ科学者役をマッツ・ミケルセンが演じています。彼はデンマークの俳優ですが、2006年の「007カジノロワイヤル」で007の敵役を演じて注目され、敵役が似合う俳優です。
 日本の映画では評判が高いので「リバー、流れないでよ」(山口淳太監督)を観にいきました。この映画は、京都の貴船を舞台とした2分間の無限ループにおちいる話ですが、面白い発想の映画でした。映画製作費の少ない映画がヒットするのは快哉です。米国のハリウッド、インドムンバイのボリウッドにならって東京のトリウッド配給の映画というのも面白いです。
 暑い夏はホラー映画と言うのも定番です。小学生の頃は祖父に連れられ化け猫映画や怪談ものなどの日本映画を観に行って、暗くなった夜道を帰るのが怖かった事を思い出します。ホラー映画は「Pearlパール」(タイ・ウエスト監督)を某先生の勧めで観に行きました。1918年当時サイレント映画に出演するダンサーを夢みる女性がシリアルキラーに変身する話でした。この映画は、2022年公開のホラー映画「X エックス」と同じ監督、配役で作られた映画で、その映画の60年前の話として語られます。不気味で怖い女性が主人公です。笑みをうかべて話す女性が怖くなります。

次は「ミッション・インポシブル」を観にいこうとつぶやく学長でした。







令和5年6月22日

共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清

 6月は学外者をお呼びする様々な行事が予定されています。6月10日(土)、11日(日)は二日間に分けて、在学生家族懇談会を開きました。昨年5月29日の3年振りの開催に続いての開催でした。昨年は1日だけで、その様子は令和4年6月9日のブログに掲載しました。昨年は少しずつコロナ禍が明ける様子がうかがえましたが、今年はマスクをした方が多いとは言えポストコロナの雰囲気でした。
 2日間で、656組889人の保護者の方々に参加頂きました。共立講堂での保護者ガイダンスは、私の挨拶とキャリア支援グループの進路支援の話、就職内定者のトークからなります(写真左)。就職内定者二人によるトークには説得力がありました。本学は、手厚いキャリア支援をアピールポイントにしているので、いい企画でした。
 6月12日(月)からは外部の方も含めた授業見学会を始めました。例年のように文科省高等教育局私学部長と千代田区長様が見学して頂けました。千代田区長様は児童学科の活動に関心があるようで、児童学科の「はるにれ」も見学されました。
 6月13日(水)にはJuneteenthにかけて来日した米国ミシシッピー州のCoahoma Community College の方々と本学学生との交流イベントが国際交流担当でありました。Juneteenthは6月19日米国の奴隷解放記念日の祝日だそうです。今まで知りませんでした。来日者のゴスペルを聞かせて頂きました(写真右)。
 6月は学術集会も多いシーズンです。6月17日土曜日は、第23回日本健康・栄養システム学会の特別講演をオンラインですませました。大会長は本学出身で、私が博士論文の指導をおこなった聖徳大学の須永美幸先生であり、依頼され断り切れず、「医学と栄養学」という題で発表させて頂きました。最近は、学術集会はこれで終わりと思いながら参加してきましたが、今回の発表で終わりだと思いました。

 本館ロビーで卒業式のはかまの申し込み受付が始まりました。もうそんな時期かとつぶやく学長でした。







令和5年5月29日

共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清

 新型コロナウイルス感染者数の報告が定点把握感染者数の1週間1回となり、一桁数字3.53人で前週比1.5倍増加していると報告されてもピンときません。学内の感染者の報告はほとんどなく、学生はマスクを着用していますが、自由に活動しています。感染症の専門家は、まだ感染が収束した訳ではないので、油断しないようにと訴えていますが、説得力がありません。
 5月27日土曜日にはすずらん通リの「すずらん祭り」が4年振りに予定通リに開催されました。商店街から依頼があり、本学ではテントで学生ボランティアによるイベントと吹奏楽団の演奏を披露しました(写真)。吹奏楽団は土曜日の授業があるので演奏者の人数が限られていて残念でした。建築・デザイン学部作の神保町応援ゆるキャラ「じんぼうチョウ」も久しぶりに応援にきていだだきました。小さい子どもたちに大変な人気でした。
 前回にすずらん祭りを紹介したブログは、令和元年5月28日号でしたので、4年振りになります。
 映画館での感染対策も5月8日以降緩和され、マスク着用は求められませんが、私はついマスクを着用してしまいます。映画興行に関しては、コロナの影響がまだ残っていると感じます。見たいと思う映画が少ないのです。コロナ禍がなくても映画界の現状なのかも知れませんが、シリーズものや過去作品のリメイクに依存した映画作品づくり、ネット公開を見据えた映画づくり、日本映画のアニメ―ション映画依存などです。それとフィルムからデジタル化して映画の上映時間が無意味に長い気もします。前立腺肥大の老人には長尺の映画はつらいです。
 その中で、今頑張っている映画は、昨年の10月から公開が継続しているインド映画「RRR」です。イギリス統治時代のインドの独立運動の映画ですが、3時間の長尺を感じさせない面白さでした。映画の要素である、冒険、正義対悪、友情、恋愛、歌と踊り、子供、動物などがすべて含まれる映画でした。CGによる映像もよかったです。最近日本映画は韓国映画に後れをとっていると言われますが、インド映画にも負けます。この映画で悪役のインド帝国の総督役をしていた俳優レイ・スティーブンソンが先日5月21日に58歳で死亡したと報道されていました。「RRR」のヒットがなければ報道されることもなかったかも知れません。
 すずらんまつり当日は、少し暑くて吹奏楽団の学生さんや、ぬいぐるみを着けた学生さんは大変だったと思います。ご苦労さまでしたとつぶやく学長です。







令和5年5月1日

共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清

 東京都内の新型コロナウイルス感染症数が漸増していますが、感染症法の2類から5類に分類が移行するのが5月8日からと正式決定し、学内に活気が戻ってきました。文京区在住の高齢者である私には、6回目の予防接種の案内がきました。これからはコロナと共存を目指し、ワクチン接種は罹患予防と言うより重症化予防が主な目的となります。
 対外的活動もコロナ前に戻りつつあります。神田祭りは5月13、14日に行われるようです。5月27日には「すずらん祭り」も4年振りに開催されます。
 私事ですが、4月16日(日)には義兄の7回忌にお参りするために和歌山市に出かけました。和歌山市へは新幹線で新大阪駅にいき、そこから「きのくに線」の「特急くろしお」に乗り換え、約1時間で和歌山駅に着きます。写真は新大阪駅での「パンダくろしお」です。たまたま乗車できて良かったです。
 以前は、新大阪から和歌山方面に行くには新大阪から大阪駅に行ってから環状線にて天王寺駅に行き、天王寺で紀勢線に乗り換えていて、時間がかかりました。今は、新大阪から直通で天王寺を経て、和歌山方面に行けるので随分便利になりました。もっとも、天王寺駅は紀伊半島への始発駅の雰囲気があったので好きでしたが、今は通過駅のおもむきです。東京の上野駅が東北地方への出発駅であったのが、今は通過駅の一つになりつつあるのと似ています。子供をつれて帰省のために天王寺駅に立ち寄り、乗り換えの余った時間に駅のホームの立ち食いうどん(関西ではそばよりうどんが多い)を子供たちと一緒に食べたことが忘れられません。関西風のだしで結構美味でした。
 中上健次の「紀州 木の国・根の国物語」を今回の旅行中に読みましたが、天王寺の項に「天王寺とは紀伊半島の西のつけ根に当たる土地である為、大阪に出るにはここしかない。天王寺、その地名の響きは紀伊半島の者には一種独特なものがある。此処をくぐって半島から外へ出、此処をくぐって半島に入る。・・」とあります。紀伊半島にて子供の頃過ごした者には胸に迫る文章です。
 和歌山駅についてタクシーで直ぐのお寺にて義兄の7回忌をすましました。前日の4月15日には和歌山市の雑賀崎港にて選挙応援を予定していた岸田首相に爆発物が投げられる事件がありましたが、和歌山駅周辺にはその余韻はありませんでした。
 私の6歳上の姉と結婚する義兄は、その頃小学校高学年であった私を可愛がってくれました。当時、私は和歌山県の海南市に住んでいましたが、私にとって義兄の住む和歌山市は憧れの都会であり、天王寺は東京へ行く出口のように思えました。義兄には、和歌山市の映画館での映画鑑賞や百貨店での食事に一緒に行った思い出があります。今でも覚えている映画に70㎜映画「アラモ」(1960年、ジョン・ウエイン監督)やシネラマ「西部開拓史」(1962年、ヘンリー・ハサウエイ、ジョン・フォード監督)などがあります。1960年代は、テレビに対抗して大型映画が世に出てきた最後の映画全盛期になります。テレビの普及はすさまじく、テレビの小さい画面でのホームドラマに対抗するには大型スクリーンで見る歴史的大作が多く作られました。丁度今、ネット配信の映画をスマホの画面で見るのに対抗して劇場の大型スクリーンでプレミアムシートに座ってみるIMAX映画を宣伝しているのと似た状況です。

 お兄さん色々お世話になりました、映画はやっぱり劇場で見るものですよねとつぶやく学長でした。







令和5年4月10日

共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清

 4月8日に令和5年度入学式をコロナ禍前のように午前、午後2回に分けて1日で行うことができました。WHOは今年中にコロナのパンデミック宣言を解除できる見込みと発表し、ほぼ制限のない状態の入学式でした。学長ブログの私の似顔絵もマスク無しにて前回から登場しています。
 今年は、桜の開花も早く、つつじ開花の季節に入学式を迎えました(写真左)。共立講堂の2階席は保護者の方々でほぼ満席であり、入学式らしい雰囲気でした。写真左で共立講堂前に行列を作っているのは、入場待ちではなく、講堂前での記念写真撮影の順番待ちです。行列を気ままにできるのはいいです。
 今年度本学に入学したのは、大学6学部1309名、短大2科161名、大学院4研究科16名、計1486名の学生、院生でした。建築・デザイン学部は本学6番目の学部として初めての新入生108名を迎えます。昨年度の計1557名より71名少なく、18歳人口減少傾向の中とは言え、危機感をもって学事をおこなっていかねばと思いました。
 今年度式辞で紹介したトピックスは、文芸学部が開設70周年、看護学部が10周年を迎えることです。私が式辞で紹介したのは3号館の壁面レリーフのことです。本学創立75周年事業として1963年に建設された3号館は当初、文芸学部と短大文科の校舎として使われました。令和4年3月30日のブログで紹介したように3号館の壁面にある聖女奏楽のレリーフは、和田三造によるものです。和田三造は洋画「南風」で明治40年に日本の最初の官設展覧会である第1回文展で最高賞を受賞し、その絵が2018年に重要文化財に指定されました。丁度今、竹橋の国立近代美術館にて特別展「重要文化財の秘密」が開催されていて、「南風」が展示されているのを観賞したばっかりだったので式辞の中でも紹介しました(写真右)。国立近代美術館も70周年でした。
 展示では、明治100年を記念して重要文化財に指定された明治期の絵画や彫刻や、その後重要文化財と指定された有名な絵画が展示されていました。国立近代美術館は本学から徒歩5分、ついでに皇居の江戸城天守跡なども見学できます。

 「関東大震災100年、テレビ放送70年、携帯電話50年、仮面ライダー50年」とつぶやく学長でした。