公開講座

本学では、広く一般に向けて公開講座を開講しています。

2019年度の開催日程

神田一ツ橋キャンパス

神田一ツ橋キャンパスでは人生を豊かにするさまざまなジャンルの講座内容を予定しています。

日程 9月14日(土)
時間 13:00~15:00
講演タイトル フィドルミュージック
~アメリカの伝統的なエンターテイメント~
講演内容  皆さんは、アメリカの伝統的な楽器「フィドル」をご存じでしょうか?
 フィドルは伝統的な楽器と見なされていますが、フィドルは何世紀にもわたって進化してきており、今日のアメリカではポピュラー音楽のほとんどの一部であり続けています。なぜなら、フィドルは多くの民族的伝統とさまざまな地域をまたいでおり、アメリカ社会のさまざまな集団の生活と密接に関係しているからなのです。
 この講義では、アメリカにおけるフィドル音楽のジャンルと歴史に焦点を当て、 グラフィック画像、講義のプレゼンテーション、ビデオとサウンドの録音、そしてライブパフォーマンスを通して、娯楽と自己表現の手段としてのフィドルを探究したいと思います。この講座を通して、参加者は、アメリカの文化においてフィドルがいかに重要であるかについてより深い理解を得ることができるでしょう。
講演者 クリス・ホスキンズ
共立女子大学文芸学部 教授

1958年生まれ。南イリノイ大学スピーチ・コミュニケーション学部卒業。南イリノイ大学言語学部修士課程卒業。2000年以降、ミネソタ州立大学秋田校、宮崎国際大学にて、アカデミー英語教師。2003年、国際教養大学(秋田)准教授、2007年国際基督教大学特任教師。2012年に本学に着任。文芸学部、英語英米文学コースに勤務。

クリス・ホスキンズ
日程 9月21日(土)
時間 14:30~16:30
講演タイトル 性差と健康
~男女それぞれの健康づくり~
講演内容  現代人のみならず古来より人々は健康長寿を願ってきましたが、今日の目覚しい医学の発展と社会の安定により、驚異的なスピードで長寿社会が到来しました。同時に、巷では医療に過度に頼らず健康長寿を目指す機運も高まっています。一方医療サイドでも、画一的な治療ではなく、個人の特性にあった個別化医療により治療効率を上げる研究が進んでいます。
 生来の個人差は遺伝子の違いが元になっているとされ、それはゲノム解析で詳細に調べられる時代ですが、個人差の最大の要因は、年齢が同等であれば男女の違いです。ところが、人の健康を考える時に、意外と男女の違いは意識されていないかもしれません。男性と女性の体のつくりや働きが大きく異なるのは自明ですが、それは一見男女に差がないような所にも多大な影響を持っているはずです。なぜ女性は男性より寿命が長いのか、一般内科の分野でも男女特有のなりやすい疾患はあるのか、男女それぞれ健康維持のために摂りたい栄養素はあるのか等々、いろいろな疑問が沸いてくると思います。
 本講座では、性差にまつわる基礎医学および臨床医学的知見を俯瞰し、男性、女性それぞれの方に適した健康維持に役立つ情報を提供できたら幸いです。
講演者 吉浦 健太(よしうら けんた)
共立女子大学家政学部 教授

1987年東京大学卒業。医学博士、総合内科専門医、日本医師会認定産業医。内科臨床に従事しつつ遺伝子工学など基礎研究の技術を修得し、1997年米国バンダービルト大学で新規遺伝子のクローニングを行う。2009年産業医資格を取得し企業における健康管理に携わることで、予防医学の重要性を認識し、栄養摂取や体操法、自律神経の調整などに興味を持つ。2012年本学に着任し、「人体の構造と機能」および「疾病の成り立ち」について講義する。現在は、伝承医学から先端医療まで広い視野をもつことを心がけながら、人の健康に寄与する活動を行っている。

吉浦 健太(よしうら けんた)

八王子キャンパス

共立女子第二中学校高等学校と共立女子大学・共立女子短期大学が高大連携して実施する講座です。一般の方もご受講いただけます。

日程 10月26日(土)
時間 13:30~16:30
講演タイトル キャンパス内での多国間国際交渉の再現
講演内容  国際交渉といえば、政治家や外交官が密かに会談し、その内容も保存された外交文書によって数十年後にようやく明らかになるような、一般の人々には縁遠いものという印象があります。そのイメージは間違っていないし、特に二国間外交では互いの国益をめぐって激しい応酬があります。  しかし、国際交渉には、広く一般に向けて議論を起こし、ほぼ世界中の国々が参加して国際的なルールを会議の場で決める多国間交渉もあります。特に有名な例が、地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組条約締約国会議で、日本も起草に関わった「京都議定書」を覚えている人は多いでしょう。昨年末、ポーランドのカトヴィツェで開かれたのが24回目の会議、COP24であり、今年は25回目の会議、COP25がチリで開催されます。  こうした様々な国がその主張をぶつけ合い交渉することを一方的な講義でなく、学生に理解してもらう方法がないかと考えたのが、教室における国際交渉の再現というものです。ただし、本格的に交渉するシミュレーション・ゲームは、開発に時間もコストもかかり、準備が大変です。私が国際学部の授業で試みたのは、もっとシンプルに、国際会議での首脳たちのスピーチを翻訳、編集したものを学生に配役して音読してもらうことでした。先進国、新興国、途上国、島嶼国など様々な立場の首脳たちの言葉から、世界の多様性とグローバルな合意の意味を学ぼうというものです。今回、これをどのように八王子で再現できるかは、会場と参加者次第ですが、言葉が世界を動かすという実感が伝わればと思います。
講演者 八十田 博人(やそだ ひろひと)
共立女子大学 国際学部 教授

1965年、富山県生まれ。筑波大学人文学類卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。修士(学術)。イタリア政府奨学生としてフィンレツェ大学留学。大阪大学大学院国際公共政策研究科特任研究員を経て、2008年、本学に着任。専攻は欧州統合史・統合論、イタリア政治・外交史。授業は国際関係論、ヨーロッパの政治経済などを担当。

八十田 博人(やそだ ひろひと)

研修センター杉並寮

杉並の閑静な住宅街に位置する旧学生寮の地で、「医療・健康」などをテーマとした講義とエクササイズ「手軽に出来る健康体操」を組み合わせた講座を予定しています。
東京都杉並区成田西4-12-1

日程 6月1日(土)※終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
時間 13:00~15:00
講演タイトル 知っておきたい!イクメン事情
~父親を取り巻く家庭・職場・地域社会~
講演内容  皆さんは「イクメン」というと、どのようなイメージをもたれるでしょうか。
 2007年頃から、女性誌や育児雑誌を賑わせてきたこの言葉は、顔立ちの魅力的な男性を意味する「イケメン」を転じた造語です。当初は育児休暇を申請した男性や子育てを趣味とする男性を表すことが中心でしたが、2010年6月に男性の子育て参加や育児休業取得の促進を目的としたイクメンプロジェクトが始動したことを皮切りにその解釈も広がり、一気に浸透したと言われています。また近年の女性の社会進出の拡大により、妻や子育てに対する夫の役割への注目もその広がりに一役買っていたかもしれません。
 両親学級、定期健診、立会出産など生まれる前の早い段階から子育てに関わりをもつ父親は以前と比べ、増加しています。一方、職場での役割や業務形態、育児休業の取りやすさなどにより、子育てにも力を入れたい父親が増えている中で、現実的な難しさをもつ父親も存在します。どのように子育てに関わればいいか、困惑している父親も少なくありません。
 本講座では、今日の父親を取り巻く家庭・職場・地域社会について通観し、現代の「イクメン」事情について概観しつつ、次世代の「イクメン」像のあり方について一緒に考えてみたいと思います。
講演者 清水 信輔(しみず しんすけ)
共立女子大学 看護学部 専任講師

慶應義塾大学看護医療学部卒業、同大学大学院健康マネジメント研究科修士課程修了。企業での健康づくりやキャリア支援、自治体での子育て支援や健康増進事業、被災者支援等の保健活動に携わる。東京女子医科大学、国際医療福祉大学等での教育・研究活動を経て現職。専門は地域看護学・公衆衛生看護学。NPO法人ピルコンアドバイザー、パパの育児介護支援センター共同代表なども務める。

清水 信輔(しみず しんすけ)
日程 6月8日(土)※終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
時間 13:00~15:00
講演タイトル 目を離さなければ防げるの?
発達の特徴から考える子どもの事故予防
講演内容  みなさんは、子どもの事故を防ぐために「お子さんから目を離さないようにしましょう」と言われて、「そんなの無理!」と思った経験はありませんか。もしかしたら、無理だと思いながらも頑張っていた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、四六時中お子さんから目を離さずに過ごすことなど、とうてい不可能なことです。ではどうすればよいのでしょうか。
 少し視点を変えて、子どもが事故につながるような行動をとりやすい理由について、少し知ってみるのはいかがでしょうか。子どもがなぜそのような行動を取るのか、そのわけがわかることで、先回りして予防できることが増えるかもしれません。
 この講座では、参加者のみなさんが日々感じている疑問や困りごともお話いただきながら、子どもの発達の特徴と事故予防についてお話しする予定です。子どもから周りがどのよう見えているのかについても体験していただこうと思います。子どもたちにとって安全な環境を考えるヒントを持って帰っていただけるような講座にしたいと思います。
講演者 西田 志穗(にしだ しほ)
共立女子大学看護学部 教授

日本赤十字看護大学大学院修士課程修了、東京女子医科大学大学院博士後期課程修了、博士(看護学)。
病院での看護師、他大学での小児看護学教育、小児救急看護認定看護師教育などを経て、2011年から本学勤務。
専門は小児看護学、研究関心領域は小児救急看護、子ども虐待、小児看護領域における高度実践・現任教育など。

西田 志穗(にしだ しほ)
日程 6月1日(土)、6月8日(土)※終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
時間 15:00~15:30
タイトル 手軽にできる健康体操 Ⅰ・Ⅱ
~簡単なストレッチと無理のないトレーニング~
内容 健康増進、老化防止、ダイエットなど人によって運動を行う目的や方法は様々ですが、無理なく継続していくことは難しいかもしれません。トレーニングというと「苦しい、きつい」というイメージがあると思いますが、各自の年齢や体力にあった無理のないトレーニング方法を紹介します。
講師 中島 早苗(なかじま さなえ)
共立女子短期大学文科 教授

日本体育大学体育学部体育学科卒業。同大学院体育科学研究科博士後期課程修了。体育科学博士。専門分野は運動生理学、体育実技。「健康スポーツ実習A・B」「健康スポーツ演習」「からだと健康」等を担当。

中島 早苗(なかじま さなえ)
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お申し込み

宛先: 〒101-8437
東京都千代田区一ツ橋2-2-1 共立女子大学・短期大学
共立アカデミー 公開講座 係
電話: 03-3512-9981
FAX: 03-3237-2858
メール送信先: ka-info@kyoritsu-wu.ac.jp

受講料・対象者

受講料:無料
受講対象者:男女問わず/学生も可

過去の実施内容

現在までに開講された公開講座の内容をご紹介します。