家政学部人材養成目的・3つのポリシー(2022年度入学者用)
人材養成目的
家政学部の人材養成目的は、本学の建学の精神および共立女子大学の人材養成目的に基づき、「幅広く深い教養および総合的な判断力を基盤として、生活者の視点から人間生活について広く追究し、現代社会において人々の生活の向上と福祉に貢献する自立した女性を育成する」ことである。
3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー
家政学部は、各学科の課程を修め、124単位以上の単位修得と必修等の条件を充たしたうえで、次のような社会に広く貢献できる自立した女性としての必要な知識、技能並びに資質を備えた人物に学位を授与する。
- 生活者の視点から人間生活について広く追求し、人々の生活の向上と福祉に貢献する幅広い教養を有するとともに、それぞれ専攻する被服、食物栄養、建築・デザイン、児童の分野において諸課題の解決に必要な知識・理解を有している。(知識・理解)
- 生活者の視点から人間生活にかかわる諸問題について適確に解析し、他者とのコミュニケーションを通して解決することができる確かな技能を身に付けている。(技能)
- 人間生活にかかわる諸問題について、基礎的・専門的な知識を包括して生活者の視点から総合的に判断し、対処できる能力が身に付けている。(思考・判断・表現)
- 修得した知識・技能・判断力を基に人間生活における生活者として主体的に学び、課題を発見、解決していく誠実で豊かな人間性を身に付けている。(関心・意欲・態度)
カリキュラム・ポリシー
- 家政学部は、ディプロマ・ポリシーに定める知識、技能などを学生に確実に身に付けさせるために、自然・社会・人文の諸科学の幅広い知識を養うための「教養教育科目」、家政学部の全学科に共通して必要となる、人間生活領域と科学領域の知識を養う「家政学部共通科目」、さらには、それぞれ専攻する被服、食物栄養、建築・デザイン、児童において、高度な専門知識とそれを活用する力を養うための「学科専門教育科目」の3つの科目区分を設けて授業科目を配置し、順次性に配慮するとともに体系的かつ効果的な教育課程を編成する。教育課程の編成及び授業実施にあたっての、教育内容、教育方法、学修成果の評価の在り方についての方針は学科ごとに定める。
アドミッション・ポリシー
家政学部は、ディプロマ・ポリシーに定める人材を育成するため、高等学校等における学修・経験を通じて、基礎的な知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を身に付け、自ら課題を発見し、その課題に向き合い探求しようとする意欲ある者を受け入れる。なお、次のような知識・技能、能力並びに目的意識・意欲を備えた人物を求める。このような学生を適正に選抜するために、各学科において多様な選抜方法を適切に実施する。
- 高等学校の教育課程を幅広く修得している。(知識・技能)
- 高等学校までの履修内容のうち、各学科の専門分野の修学に必要な基本的な知識・技能を身に付けている。(知識・技能)
- 身近な社会問題について、これまで身に付けた知識・技能を基に論理的に考え、他者へ客観的に説明することができる。(思考力・判断力・表現力)
- 希望する学科の専門性を修得し、他者と協調・協働して社会に貢献したいという目的意識・意欲を有している。(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)
- 課題を課された際に、主体的に探求し、最後まで取り組むことができる態度を有している。(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)