STUDENT INTERVIEW
学生インタビュー
家政学部 被服学科

専門的な学びを活かして
チャレンジしたコンテスト

吉澤 杏奈さん
家政学部被服学科ファッションクリエイションコース4年
共立女子中学高等学校出身

Q1 現在の学部(学科・コース・専攻・専修)に進学を決めた理由は?

神田一ツ橋キャンパスに併設された中学高校に通っており、ファッションが好きで大学に入学する前からファッションが好きで被服学科の卒業制作発表会や共立祭のファッションショーを毎年見ていました。制作した作品で自己表現をして楽しみながら、ファッションショーに取り組む大学生の姿に憧れて、本学に入学を決めました。夏着物スタイリングショーをはじめとする授業以外の活動が盛んなことも共立を選んだ理由の1つです。大学入学後はチャレンジの幅が広がり、他では得られないさまざまな経験ができたと感じています。

Q2 所属コース・専攻・専修の特長や学びのスタイルは?

ファッションクリエイションコースに所属して、卒業研究ではウエディングドレスの制作に取り組んでいます。着心地のよいドレスにするために解剖学や人間工学に基づいたデザインやパターンメーキングを行います。大学での学びを目に見える作品として形にすることができることも被服学科、ファッションクリエイションコースの魅力だと思います。

Q3 印象に残っている授業は?

3年次に履修した「デザイン企画」という授業です。この授業では、約半年間をかけて自分自身でファッションブランドのコンセプトからやターゲット、商品展開などを検討して企画書にまとめます。企画書を作成するにあたり、1年次から学んできた素材やデザイン、マーケティングの知識を活用したこと、実践的な課題に取り組んだことが印象に残っています。最終的なプレゼンテーションのための資料作成や提案方法についても学んだ点が多く、将来はこの経験を活かしたいと思います。

Q4 大学卒業後の進路は?

卒業後は制服のメーカーに就職して、製品の企画に携わることを目指しています。被服学科で修得した専門的な知識や技術を活かして、デザインや機能性の優れた制服を提案できるようになりたいと思います。制服はそれを着た人の一生の思い出に残ります。将来は。学生生活がより楽しくなるような制服づくりに取り組みたいと考えています。

Q5 将来に向けて今努力していることは?

共立女子大学の被服学科では、衣料品をはじめとする繊維製品の企画・設計、販売・流通、品質保証や消費者対応に関連する科目を履修すると卒業時に1級衣料管理士の資格を取得できるため、この資格を取得することを目指しています。他にも、パターンメーキング技術検定を受験したり、学外のコンテストに応募したりと自分から積極的にチャレンジすることを心掛けていました。また、資格を取得するだけでなく、身につけた知識や技術を仕事で活かせるように、卒業制作を進める過程でこれまでに学んだ被服材料や被服造形についても復習をしています。

Q6 授業以外で力を入れて取り組んでいることは?

(株)READY TO FASHIONと(株)三越伊勢丹が共催したDENIM ACT NIGHT 003というイベントのSTUDENT DENIM REMAKEコンテストに応募しました。デニム素材を再利用した作品によるサステナブルファッションにより、デニムの新たな魅力を創出するというテーマに沿って作品を制作して、優秀賞を受賞することができました。さらに、商品として5wayのデニムワンピースを伊勢丹新宿店で展示・販売する機会もいただき、商品化される作品の制作に励んだことはとても貴重な経験になりました。

Q7 共立女子大学・短期大学の先生や学生の雰囲気は?

被服学科はファッション好きな学生が集まっていることもあり、楽しみながら被服について学んでいる学生が多い印象です。周囲には、真面目で学習意欲の高い友人が多く、切磋琢磨できる環境であったからこそ、モチベーションを維持しながら成長できたように感じます。先生方にはいつでも親身になって相談に乗っていただきました。先生や助手さんとの距離がとても近いことも共立女子大学の魅力だと思います。困ったときにはどんなに小さなことでも先生や助手さん、友人に相談するようにしていため、独りで悩むことのなく学生生活を送ることができました。

Q8 キャンパスやキャンパス周辺でお気に入りスポットは?

図書館がお気に入りスポットです。学外の図書館にはなかなかない専門的な被服に関する書籍がたくさん揃っています。雑誌も読むことができるため、商品企画の授業課題やサークルでの衣装制作の参考に活用していました。また、図書館を利用するたびにリブコモポイントが付与されるため、溜まったポイントを文房具などの景品に交換する楽しみもあります。

Q9 キャンパスライフの楽しさ、充実感は?

入学前から憧れていた学内公認サークルのファッション研究会に所属し、新入生歓迎会や共立祭で衣装を制作し、3年間で5回のファッションショーに参加しました。部員全員で力を合わせて1つのファッションショーをつくり上げたことは私の中でとても大切な経験になっています。さらに、STUDENT DENIM REMAKEコンテストに作品を応募したことや、産学連携プロジェクトで、生地からデザインした浴衣を学内イベントで発表したこと、他大学と協力してファッションビルのポップアップショップを企画し提案したことなど、たくさんのことにチャレンジでき、楽しみながらさまざまな経験を積むことができました。

受験生への応援メッセージ

共立女子大学の被服学科は学びの幅が広く、自分の学びたいことが必ず見つかる最高の環境だと思います。特に、ファッションが好きな人やものをつくることが好きな人にはとても楽しい4年間が待っていると思います。頑張ってください!