STUDENT INTERVIEW
学生インタビュー
家政学部 被服学科

コスメティックを含めた包括的な
ファッションビジネス・マーケティング

栗山 礼奈さん
家政学部被服学科被服科学コース4年
千葉県立鎌ヶ谷高等学校出身

Q1 現在の学部(学科・コース・専攻・専修)に進学を決めた理由は?

小学生のときからファッションに興味をもつようになり、将来はファッションの分野で働きたいという夢を漠然と抱いていました。高校では部活動に力を入れていて、進路を決めるときに、スタイリストになりたい、デザイナーになりたい、といった具体的な目標が見つかっていませんでした。被服学科のカリキュラムでは、最初の2年間で被服に関する幅広い教養を身につけ、3年生からより専門的なコースで学びます。さまざまな将来の選択肢があることから、共立の被服学科を選びました。また、卒業時に専門的な1級衣料管理士の資格を取得できる認定校であったことも決め手の一つでした。

Q2 所属コース・専攻・専修の特長や学びのスタイルは?

レジ袋が有料化されたようにプラスチックごみ問題は社会的な課題とされ、フリースなどの衣料品を洗濯したときに脱離して流出するマイクロプラスチックファイバーは、海洋生態系に与える影響が懸念されています。所属する被服科学コースの被服管理研究室では、洗濯機から排出されるマイクロプラスチックファイバーの量について調査をしており、卒業研究を通して地球環境問題に取り組んでいます。

Q3 印象に残っている授業は?

「化粧品科学概論」や「コスメティックマーケティング論」という化粧品関係の授業が印象に残っています。化粧品会社の方の講義もあり、実際に商品を手に取って体感しながら学ぶこともできました。化粧品に対して興味が強かったわけではありませんが、これらの授業を履修したことで化粧品に対する考え方や購買意識が変わりました。

Q4 大学卒業後の進路は?

本学で幅広く学んできた中でも実験の授業が好きだったので、試験・検査機関で日本の衣生活を支える仕事がしたいと考えています。学生生活の中で、当初憧れていたファッションの世界ではなく、それを陰ながら支えている試験・検査機関の存在を知り、そのような仕事に携わりたいと考えるようになりました。将来の職業選択の視野を広げることができたのは1・2年年次にさまざま授業を履修して、自分のやりたいことを見つけることができたからだと思います。

Q5 将来に向けて今努力していることは?

4年間の学生生活の中では資格の取得に力を入れてきました。1級衣料管理士取得のため、日々勉学に励んでいたのはもちろん、ファッション業界で活躍したいと思っていた1・2年年次には、販売士検定2級と色彩検定2級を取得しました。その後、試験・検査機関を志すようになり、繊維製品品質管理士の勉強を始めました。今年度は惜しくも一科目合格に及ばず繊維製品品質管理士の資格を取得できませんでしたが、来年また挑戦しようと思っています。

Q6 授業以外で力を入れて取り組んでいることは?

大学の4年間はコンビニエンスストアのアルバイトを続けてきました。サンドウィッチや備品の発注では取得した販売士検定の知識が役立ち、新規売り場の設定やPOPの作成では色彩検定の知識が役立ちました。これまで自身が頑張って取得した資格をアルバイトでも活かすことができて充実感を覚えました。

Q7 共立女子大学・短期大学の先生や学生の雰囲気は?

先生も学生も優しく和やかな方が多いように思います。困った時に相談すると親身になって話を聞いてくださる方多いです。

Q8 キャンパスやキャンパス周辺でお気に入りスポットは?

課題に追われていたときは、2号館5階のラーニングコモンズ・グループ学修エリアをよく利用していました。PCでレポートを作成してそのまますぐ印刷することができ、非常に助かりました。

Q9 キャンパスライフの楽しさ、充実感は?

学びの環境が整った本学で自分の好きな分野を4年間勉強することができて幸せでした。また、サークル活動を通じて学部学科、学年の垣根を越えた交友関係も築くことができ、学生生活の刺激にもなりました。

受験生への応援メッセージ

受験では不安や孤独な気持ちになることが多いと思いますが、自分の将来のために頑張れる今がすごく幸せなことだったと大学に入学してから実感すると思います。夢に向かって努力している人は素敵です。応援しています!