文芸学部文化専修
この専修で学ぶこと
文化領域では「文化」とは何か、人間社会にとって「文化」の持つ意義や意味は何かということを考えます。人間が周囲の環境と関わり合い、社会を営む方法や手段を「文化」と呼ぶなら、それは時代ごと、地域ごと、集団ごとに色々な形がありうることになります。それぞれの「文化」にはどのような特徴があるのでしょうか。色々な「文化」には共通するところがあるのでしょうか。あるとすれば、それはどのようなところでしょうか。なぜ、どのようにしてそうした共通点が存在しているのでしょうか。文化領域では「文化」という現象をジェンダー、現代文化、歴史文化、思想文化、神話・民話、物語文化、中国文化、地中海文化の8つの観点から丁寧に、また具体的な時代、地域、分野、トピックに即しつつ学ぶことで、「文化」について思考する知識と視座、技法を養います。広大で多様な学びは常に「文化」とは何かという問題を核に展開し、まとまるようになっています。

様々な取り組み
「タ・ケパライア」(卒業論文概要集)
文化専修では2017年度より、卒業論文の概要をまとめた冊子を制作しています。タイトルはギリシャ語で「総仕上げ」を意味します。

卒論要旨集「タ・ケパライア」
ブックマラソン

学科・専修一覧
文芸学部 文芸学科
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日本語日本文学専修
日本語及び日本文学の特質を、文化的背景を踏まえながら体系的、歴史的に学ぶことを目的とした専修
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英語・英語圏文学専修
英語及び英語で書かれた文学作品を理解し、英語圏の文化を深く学ぶ専修
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フランス語フランス文学専修
フランス語、そしてフランスとフランス語圏の文化のあらゆるものを学ぶ専修
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劇芸術専修
演劇などの舞台芸術を中心に、映画、放送を含めたドラマなどの本質や歴史を学ぶ専修
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美術史専修
日本、東洋、西洋を中心とした美術史を多角的に学ぶ専修
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文化専修
文学・芸術をめぐる〈知〉を、ワールドワイドに広め、最先端と起源をたずねて深めていく専修
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文芸メディア専修
作品の成立から伝達・流通、受容に介在する仕組みである「メディア」を学ぶ専修