ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
国際学部 国際学科

留学で培ったコミュニケーションの力が
子どもたちと接する際の自分の基礎に

伊沢 早織さん
国際学部 国際学科(2017年度卒業)
公益財団法人 日本ユニセフ協会 学校事業部

Q1 現在のお仕事の内容について具体的に教えてください。

全国の学校にお届けしている、ユニセフ学校募金春秋資料の準備や、学生さんからのお問い合わせ(ユニセフの活動や世界の課題についてなど)、また、日本ユニセフ協会で活動していらっしゃるボランティアさんの活動運営事務などを担当しています。また最近は、ユニセフオンライン授業も担当させていただいています。

Q2 共立での学びが現在のお仕事に活かされていることは何でしょうか。将来の目標についても教えてください。

国際関係に特化した授業と留学制度が充実しているところです。実際に、私も提携校留学制度を利用し、大学2年生の時に、イギリスのリーズ大学へ1年間、留学をしました。長期留学するのは初めてであり、とても不安でしたが、先生をはじめ、国際交流室の職員の方々のサポートもあり、無事リーズ大学へ留学できました。このように、相談しやすい環境があるのも魅力の一つだと思います。また、1年生の時に受けた国際関係の授業が、私の知識の基礎となり、留学時の授業を受けるときに役立ちました。そして、他の学生とコミュニケーションをたくさん取りながら、授業を受けることが出来ました。今、ユニセフの授業をしていて、相手に「伝える」「伝わる」ことの難しさを感じていますが、日本語でも英語でも相手の立場に立って考えようとする姿勢は、学生生活の中で身についていったと思います。仕事のやりがいを感じ、嬉しく思うときは、子どもたちがユニセフや世界の子どもたちの現状について知り、自分たちでも何かできることはないだろうかと考え、反応が返ってくる時です。日本にいると、世界で起こっている問題や、世界の子どもたちの状況について、身近に感じることは難しいと思うのですが、今後も、ユニセフや世界の子どもたちのことを知ってもらえるよう、「相手の立場に立って伝える・考える」ことを忘れずに、努力していきます。

Q3 学生生活の中で、学び以外の内容で印象に残っていることを教えてください。

留学に行ってしまったので、1年生の時しか在籍していませんでしたが、フラダンスサークルに入り、共立祭でみんなと一緒に踊れたことは楽しかった思い出の1つです。

Q4 今後のキャリアデザインをどのようにお考えでしょうか。

将来は、実際に発展途上国などの支援現場に行って、国連の国際協力の仕事に携わりたいと思います。

Q5 共立女子大学・学科の魅力を教えてください。

国際社会・政治について、まだほとんど知識もなかった私にとって、「国際入門演習」や「国際法」など、様々なありとあらゆる授業が刺激的であり、国際協力の分野で働きたいと思ったきっかけにもなりました。