ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
国際学部 国際学科

卒業生から在学生へのキャリア選択のアドバイス

坂本(旧姓:濱田)有紀さん
国際学部国際学科(2013年度卒業)
アメリカ合衆国アラバマ州マディソン在住

Q1 共立女子大学卒業後のキャリア年表を教えてください。

専門商社に一般職として4年間勤務しました。社内結婚をして、出産を機に退職をしました。夫の転勤に伴い、2017年の7月から広島県に3年半住み、2021年の5月より、アメリカ合衆国アラバマ州マディソンに住んでいます。広島では、家事・育児と並行して、オンラインで在宅ワーク(人事関係の仕事)をしていました。現在は、専業主婦として、子育てと夫の仕事のサポートをしています。

Q2 キャリアの転機を教えてください。

「家族を持ったことで、自分にとっての優先順位が徐々に変化しました」
受験、就職、結婚、出産、夫の転勤、渡米・・・これまで様々な人生の転機で選択をしてきました。一番の転機は、結婚したことです。独身で会社に勤めていたときは、「自身の成長に何が必要か?」という視点で様々な人生の選択をしていました。しかし、家族を持ったことで、「家族みんなにとって最適なのは?」ということを軸に、人生の選択をして、行動しています。私が一番大切にしていることは、「家族全員が一緒に暮らすこと」です。夫のアメリカ転勤が決まったときも、その信念に従って渡米することを決意しました。

Q3 今後の人生のキャリアをどのように描いていますか?

「子育てがひと段落したときは、また仕事をしようと思っています」
今も現役で働いている母の影響もあり、将来的には仕事に復帰したいと考えています。今は子育てや夫を支えることで精一杯ですが、余裕ができたら海外での経験を活かせるような仕事をしたいです。そのためにも、少しずつビジネス英語の会話力を上達させ、異文化の考え方の違いを理解できるように、地元の方々との交流を進めています。私は、国際学部でアメリカ文化を学びました。そのときの知識がとても役に立っています。

Q4 共立女子大学国際学部の魅力を教えてください

「やる気があれば、どんなことでも挑戦できるチャンスがある」
実は、大学受験に失敗したことが、人生で最初の大きな挫折でした。だからこそ、大学の4年間で「就職活動だけは絶対に後悔したくない!」と、強い想いを持って過ごしていました。いろいろなことに挑戦しました。大学の共立アカデミー(課外講座)を利用して資格を取得し、短期留学では学内で毎日受講していた英会話を現地での英語学習や国際交流の場で活かすことができました。国際学部のインターンシップでは、羽田空港のラウンジの接客を学びました。今思うと非常に充実した4年間でした。卒業して10年近く経ちますが、大学時代に培った異文化交流や国際感覚が、現在でのアメリカでの生活に非常に活きています。今でも大学時代にお世話になった先生方や友人との出会いにはとても感謝しています。