ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
国際学部 国際学科

国際学部の学びで身につけた語学力と、
国際社会への理解をグローバルな物流現場で活かす

関 裕代さん
国際学部 国際学科(2017年度卒業)
DHLジャパン株式会社 業務本部 グランドオペレーション クーリエ

Q1 現在の職業と会社を選んだ理由を大学の学びを軸に教えてください

学生時代は世界情勢に関する授業をたくさん取っていました。また、授業外では途上国に足を運びその国が取り巻く現状や、問題などを目にしました。それらの学びをきっかけに、途上国の人々の手助けをしたいと思うようになりました。そこで、見つけたDHLは世界220の国と地域と関わることができ、国際協力に携われる仕事はここだ!と思い入社しました。

Q2 現在のお仕事の内容について具体的に教えてください

お客様の貨物を集荷・配達をするクーリエとして働いています。今の担当地域は高級住宅街のエリアを担当しています。エリアによって、高層ビルが多い地域は書類が多く、倉庫街などは個数口や大きい荷物が多いなど、地域やエリアによって荷物の特性がガラリと変わります。
帰社後はそれぞれが集荷してきた貨物を空港までオンタイムで発送出来るように、チームに分かれて業務を行います。

Q3 現在のお仕事のやりがいについて具体的に教えてください

DHLはとにかく荷物の届くスピードが早いのが特徴です。その為、お客様から「待ってたよ!早いね!ありがとう!」などと言われる機会が多くあります。海外とお客様を繋げる仕事をしていると実感すると、とてもやりがいを感じます。

Q4 大学の学びで、今のお仕事に活かせていることを具体的に教えてください

国際協力の授業を取っていたおかげで、情勢が悪化した国との輸出入に影響が出たり、このCOVID-19でロックダウンした国には荷物が送れないなど、授業を通して、様々な国や地域のバックグラウンドを理解していたため、リアルタイムで変わる情勢の変化などを、お客様にスムーズに案内することができています。
また、世界の地理をある程度理解しているので、お客様から、渡された荷物が届くまでにどのくらい日数がかかるかなどの質問にはすんなり答えることができています。

Q5 学生生活の中で、学び以外の内容で印象に残っていることを教えてください。

毎年春になると千鳥ヶ淵に桜を見に散歩していました。また、高層ビルを見るのが好きなので、よく東京駅まで歩いていました。

Q6 今後のキャリアデザインをどのようにお考えか教えてください

私自身学生時代の国際協力の学びは、220の国と地域との取引があるDHLではとても強みになっていると思います。また、現場での経験を活かし今後は、結婚・出産後も働きやすい事務系の部署も視野に入れています。

Q7 共立女子大学卒業後のキャリア年表を教えてください

2018年4月 DHLジャパン入社 現在まで部署異動なし。

Q8 共立女子大学・学科の魅力を教えてください

共立女子大学の1番の魅力は勉強のしやすさです。大学入学時にやりたいことが定まっていなくても、1.2年時の教養の授業を通して自分自身の得意分野や興味ある分野を見つけることができます。また、授業内でも分からないことがあれば、先生に聞きやすい雰囲気が整っていると私は感じます。
そして、なによりも、3.4年時のゼミを通して、自分の興味を深めることができる楽しさがあります。私自身、興味のある分野の教授のゼミを取ることができ、国際協力の分野について深く学ぶことができ、それが今の仕事にも活きています。