ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
家政学部 児童学科

「子どもに関わる仕事」という漠然とした夢を、
具体的な目標にしてくれた4年間

福永 愛菜さん
家政学部 児童学科(2019年度卒業)
江戸川区 公立保育園勤務

Q1 現在のお仕事の内容について具体的に教えてください。

現在は、公立保育園で1歳児クラスの担任をしています。個々の発達に合わせた遊びや環境を整え、丁寧に子どもたちと関わり保育をしています。また、保育事務、保護者支援や園内の行事の準備、地域に住む親子向けの集会等も行っています。

Q2 共立での学びが現在のお仕事に活かされていることは何でしょうか。将来の目標についても教えてください。

私が公立保育園に勤めようと考えたのは、大学に入ってからです。授業やゼミでは幼稚園や保育園に行き、実際に保育を見て学ぶ機会が多くあったため、自分がどんな保育者になりたい、どんな園に勤めたい等具体的に考えることができました。また、尊敬できる大好きな先生、大切な仲間に出会えたことで相談を沢山させて頂きながら目標が見つかっていきました。今では、毎日子どもたちの姿から遊びを計画し、楽しみながら保育をすることができています。遊びの内容や計画の立て方は大学の授業で、丁寧にたくさん教えていただきました。年齢や発達によっての触れ合い遊び、運動遊び等を学び、実際に授業内で実践する時間もあったことで、保育士なった今それらを活かすことができています。そして、自分が計画し、行った保育が子どもたちの笑顔や成長に繋がっていると感じれた時にとてもやりがいを感じます。
日々の業務は多く、上手くできずに立ち止まってしまうこともあります。そんな時は共立での学生生活や授業を思い出したり、教科書を見返し初心に戻ることで頑張ることができており、共立での学生生活が今の私を支えていると感じています。
今後は、子どもだけでなく保護者支援にも力を入れていきたいです。保護者との日々の会話を大切にし、保護者の気持ちにも寄り添い、丁寧に保育をしていきたいです。そして、将来的には区の職員として、地域全体の保育や育児支援等、園とは違った立場で子どもたちを支えていく業務にも携わりたいです。

Q3 学生生活の中で、学び以外の内容で印象に残っていることを教えてください。

*ゼミ合宿に行ったことです。(群馬、千葉)私のゼミでは毎年音楽劇を行い、保育園で子どもたちに披露します。また、流しそうめんをしたり、夜には星をみたり、花火をしてとっても楽しかった思い出があります。
*私の学生時代に大学の2号館ができました。毎日の様に友だちと図書館へ行き、課題をしていました。カラーペンや模造紙、画用紙等何でも貸していただけて、保育学生にとってはとてまもありがたい場所でした。
*空きコマでは、皇居や丸の内公園まで歩いて散歩をしたのも思い出です。丸の内公園は授業内でフィールドワークに行きました。
*学校の近くには、美味しいラーメン屋さんやカレー屋さんがたくさんあります。友だちと巡るのもとっても楽しかったです。

Q4 今後のキャリアデザインをどのようにお考えでしょうか。

今後も、江戸川区の職員として子どもに関わる仕事を続けていきたいと思います。

Q5 共立女子大学・学科の魅力を教えてください。

共立は人、雰囲気がとても温かい所です。先生方は皆、親身になって相談に乗ってくださり、学生の目標を最後まで全力で応援してくださいます。学生同士も助け合い励まし合いながら「お互い頑張ろうね!」と、実習や試験を乗り越えていきます。環境が良いというのは最大の魅力だと思います。ぜひ、この温かい共立で、自分の目標を見つけ、大切な4年間を過ごして欲しいです。