ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
家政学部 被服学科

プレスは、人間関係の構築も仕事のうち
学生時代にグループで話し合った経験が役立っています

水越 あつ子さん
家政学部被服学科ファッションクリエイションコース(2012年度卒業)
株式会社フォーイーストクリエイティブス UTS PR プレス

Q1 現在の職業と会社を選んだ理由を大学の学びを軸に教えてください

在学時からプレスの仕事に漠然と憧れがありましたが、経験のない新卒でプレスの仕事に就くことは容易ではないため、まず、販売の現場で実績を積みました。その後、紹介をいただいて現在の会社に入社し、プレスの仕事をしています。

Q2 現在のお仕事の内容について具体的に教えてください

ブランドのPR全般を担当しています。カタログ制作関連の撮影補助やスタッフやモデルの手配等から、展示会・レセプション等のプランニング及びアテンドまで担当業務は多岐に渡ります。

Q3 現在のお仕事のやりがいについて具体的に教えてください

ファッション業界の第一線で働いているスタイリストやカメラマンと仕事ができるので刺激的です。仕事で関わった商品が雑誌で大きく取り上げられたり、ブランドが有名になったりすると充実感を覚えます。また、PR会社のためカジュアル、スポーツ系、アクセサリーブランドなど同時にいくつものブランドと仕事ができる点も魅力です。

Q4 大学の学びで、今のお仕事に活かせていることを具体的に教えてください

製品のデザインや造形だけでなく、歴史・文化や生地の素材など幅広く学んだことが、自分の基礎となって今の仕事につながっていると思います。プレスの仕事では、信頼関係に基づく人間関係を構築することが不可欠です。学生時代に取り組んだ卒業制作発表で、意見の異なるメンバーと話し合いを繰り返し、方向性をまとめていった経験が役立っています。

Q5 学生生活の中で、学び以外の内容で印象に残っていることを教えてください。

ファッション研究会では、学生だけで、作品のデザインからファッションショーの音楽や構成などの演出を考えてファッションショーを行ったことが強く印象に残っています。

Q6 今後のキャリアデザインをどのようにお考えか教えてください

まず、プレスとして一人前になれることを目指しています。常に新しいトレンドが生み出されるファッション、ブランドの知識を日々更新しながら、業務に取り組みたいと思います。将来は、家庭をもったとしてもファッションの仕事に携わっていきたいと考えています。

Q7 共立女子大学卒業後のキャリア年表を教えてください

2013年4月 (株)ポイント(現(株)アダストリア)入社
2016年2月 アメリカンラグシージャパン(株)入社
2018年10月 株式会社フォーイーストクリエイティブス入社

Q8 共立女子大学・学科の魅力を教えてください

大学で学ぶファッションの専門知識は、この業界で仕事するうえで欠かせない基礎となります。学生時代は日々の課題をこなすだけで精一杯でしたが、振り返ってみると協調性や多方面から物事を考える経験など、学業を通して身についたことは少なくありません。知識や技術の修得だけでなくさまざまな経験を積めることは、大学時代にしかできないと思います。