ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
看護学部

患者様にもっとも近い場所で耳を傾け
ほかの専門職につなぐ、大切な存在

前田糸央里さん
看護学部(2019年度卒業)
東京都済生会中央病院

Q1 現在の職業と会社を選んだ理由を大学の学びを軸に教えてください

新人教育制度がしっかりしていると聞き、看護師としての基礎知識を着実に積んでいけると思ったからです。月に一度技術研修が組み込まれ、他の病棟の同期に比べ自分が現在どのレベルで何が必要なのか確認することができます。また、福利厚生が充実しており、自分のペースで休みつつ仕事をしていけると感じたからです。

Q2 現在のお仕事の内容について具体的に教えてください

消化器内科に入院する患者さんの療養上のお世話や看護をし、安全に入院生活を送れるよう手助けしています。また、患者さんの思いを傾聴し医師や理学療法士など他の職種へも情報提供をして患者さん個人に合った回復方法を提供することです。

Q3 現在のお仕事のやりがいについて具体的に教えてください

患者さんが回復して退院する場面での「ありがとう」はもちろん、ちょっとした気付きや処置に対して「小さなことまで気に留めてくれてありがとう」「楽になったよ、ありがとう」など、患者さんから笑顔で感謝の言葉をかけていただけることはやりがいを感じる瞬間の1つです。

Q4 大学の学びで、今のお仕事に活かせていることを具体的に教えてください

臨床実習や技術演習などできめ細かな指導があったからこそ、実際に看護師として病棟で働き始めてからより理解を深めて技術の提供をすることができました。例えば、記録への取り組み方法やバイタルサイン測定、清潔ケアの提供を学生時代の経験を踏まえて再び学び直し、より個々の患者様に合わせた技術の提供ができていると感じます。

Q5 学生生活の中で、学び以外の内容で印象に残っていることを教えてください。

大学が都心に位置しているため実習終わりの打ち上げやバイト先へすぐ行けることなど息抜きの場に困ることがなかったです。

Q6 今後のキャリアデザインをどのようにお考えか教えてください

いずれは家庭を持ち、看護師を続けながら仕事と家庭を両立していきたいと思っています。

Q7 共立女子大学卒業後のキャリア年表を教えてください

2020年4月 東京都済生会中央病院消化器内科に配属

Q8 共立女子大学・学科の魅力を教えてください

臨床実習開始前に総合技術演習としてのOSCEがあることです。OSCEでは、臨床実習をこなす上で基本となる項目が課題であり、合格にむけて演習課題を繰り返し練習することで自信を持って臨床実習で看護技術の提供をすることができました。