国際学部

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更新日:2023年01月31日

学生の活動

【国際学部】学生広報委員によるGSE履修生へのインタビュー!~4年生編~

GSEプログラム履修生に学生広報委員がインタビューを行いました!

GSEプログラムに参加している学生は普段の授業でどのようなことをしているのか、もし自分がGSEプログラムに参加したら卒業時にどんな自分になれるだろうか、といったことをイメージできるように、GSEプログラム履修者のリアルな声がうかがえる内容になっています。

このインタビューは学生広報委員の1年生 丸山ひとみさんが企画立案し、実現したものです。そして今回でこちらの企画も最終回となります!

最終回は4年生の木村仁美さんにインタビューした様子をお届けいたします!


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左 丸山さん、右 木村さん
※撮影時のみマスクを外しています。


Q.GSEを履修しようと思った理由は何ですか?

 もともと大学4年間で何か自分で挑戦するものをつくりたいと思っていました。共立はちょうどGSEの制度があったので、好奇心からはじめてみました。


Q.もともと英語で授業を受けた経験はありましたか?

 英会話の経験もなくて、本当に一般的な学校教育を受けてきました。大学から本格的に英語の勉強を始めた感じです。


Q.もともと英語は得意でしたか?

 学校のテストの点数は良かったんですけど、話すスキルなどの実践的なスキルはそれほど身についていなかったと思います。


Q.最初の頃にGSEで戸惑ったことはありましたか?

 最初は全然ネイティブの先生の英語が聞き取れなくて、そうなってくると授業の内容とか課題の内容もわからないんですよ。授業の内容をメモをしてくださる先生なら大丈夫なのですが、そうじゃない先生もたくさんいらっしゃって、その時は一緒に授業を受けている友達に聞くしかなかったです。


Q.先生に質問しに行ったりすることはありましたか?

 1、2年生のときは緊張してしまって全然聞きに行けませんでした。どうしても聞きに行かないといけないときは、事前に文法や単語を確認してセリフを用意してから質問しに行く感じでした。


Q.今は先生に質問するときはどんな感じですか?

 今はすぐに聞きに行けますね。ゼミの先生とも仲良くなって、「これどういうこと?」みたいな感じで気軽に質問しに行くことができています。前みたいにセリフを考えてから質問しに行く感じではなくて、会話をしに行く気持ちで先生とコミュニケーションが取れています。質問以外にも、「この前○○に行ったよ〜」「いいね〜」というような日常会話もできるようになりました。


Q.今まで受けてきたGSEの授業の中で1番印象に残っている授業は何ですか?

 1つはGSE必修の科目で、3年生のときに履修した英語特別演習Ⅰ(プレゼンテーション・ディスカッション)です。気になったニュースをピックアップして、その内容と自分の意見をまとめてみんなの前で英語でプレゼンをして、最後に先生からポイントのレクチャーをしていただくっていうことを毎週やっていましたね。毎回内容を考えるのが大変だったし、参考文献はだいたい英語なので、読むのも大変で、毎週かなりの時間をかけて準備していました。プレゼンの時間は普段は1人あたり5~10分だったのですが、最後のプレゼンは1人で15分話さなければならなかったので、とても大変でした。

 もう1つは、今受けている授業なのですが、Contemporary Global IssuesⅠです。発展途上国の課題についてで、NGOの今の取り組みを自分たちで調べたり、実際にNGOの職員さんにインタビューをしたりもします。今は、もし自分がNGOに所属したら自分ならどのような取り組みをして現状を改善していくかをグループで考えて、最終プレゼンで発表するための準備を進めています。


__すごく実践的ですね…。


 そうですね。将来英語を使ってグローバルに活躍したいと考えている人にオススメな授業だと思います。



Q.楽しかった授業はありますか?

 授業名は忘れてしまったのですが、1、2年生のときに履修したマーケティングの授業が楽しかったです。商品の販売戦略を英語で考えるグループワークをやりました。私たちのグループはドーナツ屋さんでやったんですけど、ドーナツを買うときに重視するのは「味」なのか「見栄え」なのか「価格」なのか「ブランド」なのかを自分の周りの人にアンケートをとって、アンケートの結果1番票が多かったのが「味」だったので、私たちは味に特化したドーナツをつくりますみたいな。そういった内容のプレゼンを最終課題としてやりました。


Q.卒業論文を英語で執筆しようと決意したきっかけはありますか?

 何か特別な出来事があって決めたわけではなくて、GSEを最後までやり遂げたらきっと達成感を味わえるし、大学4年間頑張ったと言えるんじゃないかなと思って取り組みました。


Q.どういったテーマで執筆しましたか?

 公立中学校の英語教育の課題をテーマにしていました。最初は国際文化に興味があったのですが、GSEで学んでいくうちに、日本の英語教育に改善の余地があると感じて、その研究を進めてみようと思い、3年生のときに教職課程を取り始めました。そこでさらに英語教育について学び、日本の英語教育の中でも、典型的な読み書き中心の授業が問題なのではないかと改めて思い、このテーマで卒業論文を書いてみようと思いました。


Q.教育に興味がシフトしていったきっかけはありますか?

 1、2年生のときに自分がGSEで味わった挫折感が大きかったと思います。高校の頃までに英語をそれなりに頑張って勉強してきたはずなのに、授業でネイティブの先生が言っていることが理解できなくて、どうしたらいいかな?と考えた時に、日本の学校教育を改善したら今よりもっとグローバルに活躍できる人が増えるのではないかというぼんやりした考えが浮かびました。それが最終的に自分の指針になっていきましたね。


       


Q.GSEに取り組んだことで、就職活動に役立ったことは何かありましたか?

 GSEに4年間取り組んだことで、自分が物事に対して積極的に取り組むことができることと、忍耐力があることをアピールすることができたと思います。あとは、TOEICのスコアを履歴書に書けたことも良かったと思います。特にTOEICに関しては、何か特別にTOEICのための勉強をしなくても、GSEの授業を真面目に取り組んでいたら自然にスコアが上がっていきましたね。


Q.入学当初は自分の今の姿を想像することができていましたか?

 いい意味でしていなかったと思います。入学当時は、海外について学びたいというぼんやりとした好奇心しかなく、自分が将来何になりたいのかもよくわかっていない状況だったので、この4年間で自分のやりたいことを見つけられて、自分を確立させることができたのは本当に大きいと思います。


Q.GSEを履修して、英語学習に対するモチベーションはどのように上がりましたか?

 学習への抵抗感がなくなったことが大きいと思います。今までは英語を一つの教科として認識していたのですが、一種のコミュニケーションツールとして捉えられるようになってから、自然と生活の中に英語を取り入れられるようになりました。例えば、休みの日に字幕でYouTubeやNetflixを見るとか。バイト先でも外国人のお客さまに対して英語を使う機会があり、それが自分への刺激になって単語などの学習をすすめるきっかけになります。


インタビュー:丸山ひとみ(国際学部1年)

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各学年のGSE履修学生へのインタビューの様子は以下のリンクよりご覧いただけます!

【国際学部】学生広報委員によるGSE履修生へのインタビュー!~1年生編~

https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/undergraduate/kokusai/news/detail.html?id=3816

【国際学部】学生広報委員によるGSE履修生へのインタビュー!~2年生編~

https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/undergraduate/kokusai/news/detail.html?id=3808

【国際学部】学生広報委員によるGSE履修生へのインタビュー!~3年生編~

https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/undergraduate/kokusai/news/detail.html?id=3778


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