国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2022年07月13日

授業紹介

【国際学部】基礎ゼミ学外研修を実施しました(1)

 国際学部では、1年前期の演習科目である基礎ゼミナールにおいて学外研修を実施し、神田・神保町という立地を活かし、各クラスでキャンパス周辺のさまざまな場所を訪れ、学習意欲の向上やクラスメイトとの親睦を図っています。

 今回はこのうち3つの学外研修についてご紹介いたします。




1.基礎ゼミナール学外研修(佐原ゼミ)


 基礎ゼミナールの佐原ゼミは、7月2日にアーティゾン美術館を訪問しました。5階展示室の「Transformation越境から生まれるアート」について、基礎ゼミの授業でグループに分かれ、事前にピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーなどについて調べていました。


 美術が時代や場所を超えて、技術的にも思想的にも広がっていくことを知ったうえで、訪問によって実際に作品を見ることができたことで、作品間の連関などについて考える機会を得ることができました。モダン・アートに見られる国際化の進展は、国際学部の学生にとって興味を惹かれるテーマであります。

 

 約80点の作品と資料により、各々の作家の創作過程にも光を当てる展示で、見どころがたくさんありました。モダン・アートの魅力に初めて触れ、気に入った絵や作品に見入る姿が見受けられました。フラッシュなしであれば写真撮影も可能であったので、学生は写真を撮ったりしながら、思い思いに展示を楽しみました。










2.基礎ゼミナール学外研修(浅沼ゼミ)


 2022年5月28日(土)、「井の頭自然文化園」に出かけました。前日は大雨、翌日は猛暑の予報でしたが、当日は絶好のお天気に恵まれました。吉祥寺駅北口の「ゾウのはな子」に集合です。阿部圭子先生のゼミと合同開催で、阿部先生のゼミはラベンダー色、浅沼ゼミはクリーム色のマスクで統一しました。


 まず動物園です。特色や目的をレクチャーしていただいてから園内を見学しました。「普段自然や動物と触れ合う機会がなかったので、久々にリフレッシュした」、「特にカピバラが好きで、10分間くらい見ていました」、「猿は永遠に毛づくろいをしていて私も一緒に混ぜてほしかった」などなど、いろんな出会いがありました(笑)。








 つづいて彫刻園です。北村西望の「長崎平和祈念像」シルバー版は圧巻でした。スタッフの方の解説で、作品に込められた平和への思い、創作上の工夫などを知ることができました。

「今度ぜひ長崎にある記念像を見に行きたい」、「高校の修学旅行で見る予定だったが中止になってしまったので、ここで見ることができて良かった」と感想はさまざまでした。

 

 解散後は、それぞれ新型コロナに気をつけながら、井の頭公園や吉祥寺グルメ(ソフトクリーム、台湾スイーツ、クレープ、メンチかつ、トリ唐etc.)を満喫して帰宅しました。「おもしろいものがあふれた吉祥寺が大好きになりました」、「機会があれば、また訪れたい」、「みんなと仲良くなれてうれしかった」・・・。プランを立てて下さった阿部先生に感謝です。写真を送ってくれた参加者のみなさんも、ありがとう!








3.基礎ゼミナール学外研修(鈴木ゼミ)


 6月4日、鈴木ゼミは、東京ステーションギャラリーの「牧歌礼讃/楽園憧憬 (アンドレ・ボーシャン+藤田龍児)」に学外研修に行きました。学生からは、東京駅にあるレンガ壁の美術館の構造、そして2人の画家が描いた牧歌的な風景や自然の作品の相違や類似点に関しての感想が寄せられました。


 今回の学外研修のテーマは、「訪日外国人観光客に東京の魅力を伝える観光プラン」を考えることでした。訪日外国人観光客の受け入れが再開された中で、東京ステーションギャラリーも含めた半日の観光プランをグループごとに企画しました。


 学外研修当日は、東京ステーションギャラリーでの作品鑑賞後、事前の計画に基づいて視察を行いました。東京駅内のショップ(ラーメンストリート、JUMP SHOPなど)、さらには月島や浅草の観光と東京ステーションギャラリーを組み合わせたものなど、どのグループもユニークな観光プランを提案しています。