更新日:2021年09月07日
作品紹介
YUKATA SHOW2021を開催しました
2020年度から継続している大短教育GPプロジェクト「サステナブルな和装教育の推進」の一環として、伝統文化企画においてYUKATA SHOW 2021を開催しました。
2021年度は浴衣を自ら制作した被服学科の3・4年生13名が参加しました。ショーのコンセプトは「普段のお出かけの装い」で、コーディネートを検討しました。また持続可能な社会を目指す、SDGs目標12「つくる責任・つかう責任」に注目し、着物を制作した端切れや洋裁で残った残布、使われなくなった衣類や廃材などから服飾雑貨を制作し、コーディネートの一部として用いることとしました。
着物の端切れや洋裁の残布からベルトやベレー帽、バック、髪飾りなどを制作しました。お祖母さまの帯の余り裂や着古したジーンズ、着られなくなったお祖母さまの浴衣を解いて髪飾りやバック、さらに廃材であるプルタブを用いたアクセサリーなどを制作しました。思いがけない廃材や思い出に残る端切れなどから制作される小物類は心がこもったオリジナルの作品となりました。また新型コロナウイルス感染症対策のためマスクも端切れから制作し、コーディネートの一部として取り入れました。
YUKATA SHOW 2021には、川久保 清 学長にもお越しいただき、関係の教職員や被服学科学生、留学生に成果を観ていただきました。ショーに参加した学生は思い思いのお出かけ先に合わせたコーディネートを楽しみました。
被服学科では、和装の伝統を継承するとともに、新しい時代の和装を提案するアクティブ・ラーニング型の教育を積極的に進めています。
浴衣の切れ端から制作した ベレー帽 |
空き缶のプルタブから制作したピアス |
浴衣の端切れから制作した マスク |
余っていた生地から制作した マスク |
余っていた生地から制作した 髪飾り |
おばあ様の浴衣から制作した 髪飾り |
着なくなったデニムから制作したショルダーバッグ |
浴衣の端切れから制作した 巾着 |