国際学部

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更新日:2022年12月13日

学生の活動

【国際学部】学生広報委員による留学体験インタビュー ~韓国~

学生広報委員が韓国に半年間留学した学生にインタビューを行いました!

留学をしようと思ったきっかけや、現地での生活のことなど、留学を検討している方の参考となるような内容になっています。

このインタビューは学生広報委員の3年生 水谷咲紀さんが企画立案し、実現したものです。今回は3年生の小田切彩名さんにインタビューした様子をお届けします。


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左 水谷さん、右 小田切さん

※撮影時のみマスクを外しています。


Q.韓国に興味を持ち始めたきっかけがあったら教えてください。

 自分の母親が韓国人で、小さい頃から韓国に遊びに行ったこともあって、なんか自然と気づいたら向こうの韓国の文化も好きになっていったという感じですね。あとは、高校生の頃にK-POPとかにはまりましたね。その文化を自分から学びたいなって強く思うようになったのがきっかけです。


―K-POPは今の若い子には大人気ですから、K-POPきっかけで韓国文化に興味を持つ学生も多そうですね。


Q.では、なぜ韓国の慶熙大学(キョンヒ)に留学しようと考えたのですか?留学するにあたって、情報の取り入れ場所や活用した支援があれば教えてください。

 慶熙大学を選んだ理由は大きく二つあって、まず一つ目は共立女子大学と単位交換ができるところです。全部で18単位交換できるので、4年で卒業することも可能です。二つ目は授業内容です。慶熙大学はほかの大学より授業がわかりやすく、ついていきやすいという評価が多かったので選びました。自分で口コミなどをネットで調べて、授業の進み方がゆっくりだとか、教科書が分かりやすいだとか、そうした情報を調べながら大学を決めていきましたね。留学先の大学のサイトを見てみるのもおすすめです。大学の外観や雰囲気のようなものが表れていました。実際に授業もわかりやすかったですよ。具体的に言うと、まず入るとレベルわけのテストがあるので、自分とレベルの近いクラスで授業を受けることができます。なので、授業についていけない不安は少ないですよ。行く前に自分で韓国語を勉強したり、出される課題をやったりすることは必要ですけどね。そこまで怖がることはないです。ちなみに私は、留学中にクラスが一つ上がりました。留学中に生活しているうちに韓国語が上達したりもするので、クラスが上がると自分のレベルが上がったことも目に見えてうれしいですね。


―確かに自分と同じレベルの友達と勉強できるなら心強いですよね。ちなみに小田切さんはどのくらい韓国語ができる状態で留学されましたか?

 日常会話くらいですかね。買い物したりするときに不便がない程度にはできましたかね。でも、留学中にいろいろな文法を習ったりして、上達しました。



Q.コロナ禍で留学することの不安はありましたか?

 よく聞かれますけど、皆さんが言うほどありませんでした!でも、コロナ禍で留学しようとしていた子は少なかったですね。留学することを大学に伝えに行ったら、「あなたが初めてだよ」と言われました。自分で短期で留学していた子はいたかもしれないけれど、単位交換制度を使って一年留学する子は少なかったんじゃないかな。留学生活に関しての不安はそんなになかったんですけど、入国審査は少し不安でしたね。コロナによって、入国に仕方が少し変わってしまうので、それが一番不安でした。最後に一週間隔離があったり、日本出国前と韓国入国後、入国してからの1週間の隔離後にもPCR検査があって大変でした。もしそこでわからないことがあれば、現地の人に聞かなければいかないので、その時に自分の使わない単語とかあるじゃないですか。それが出てくるのかな、自分の言葉がきちんと伝わるのだろうかという不安はありました。そこは少し緊張して臨みました。


―そうですよね、何かあっても自分でどうにかしなければいけない。ましてやコロナ禍という混乱の中で、1人で一年間もの留学を決めた小田切さんは同じ共立生としてすごく尊敬します!


 ありがとうございます!笑


Q.入国手続きでもかなり苦労されたのだと感じましたが、留学中で1番大変だったことはなんですか?

 やっぱりこれもコロナに関することになってしまうのですが、私、8月にあった最後の期末テストの時期に、コロナに罹ってしまいまして‥


―それは大変!1人ですよね。


 はい、1週間隔離になったのですけど、病院に行くのも、検査を受けるのも、もちろん隔離中も全て1人でやらなくてはいけないし‥まわりに頼りたくても日本語を喋れる人はいないので、韓国語でコミュニケーションをとって、なんとか乗り切りましたね。


―やっぱり留学をするといろんなイレギュラーが起こりますね…。ちなみにテストは大丈夫でしたか?


 はい。あとからオンラインで受けさせてもらうことができて、何とか大丈夫でした。


Q.よかったです。では留学生活ではどんなことが楽しみでしたか?韓国留学中に行ったところはありますか?

 楽しみにしていたことは、好きなK-POPアイドルのライブコンサートですね。普段の息抜きによく行っていました。日本で応援していた頃と違って、開かれている頻度も多いし、近くで開催されることが多いので楽しみでしたね。


一緒に行っていたのは留学中にできた友達ですか?


 はい、大学の留学生交流制度で現地の学生や、留学生同士で学生文化交流みたいなできたりする制度があって、それを使って仲良くなりました。

韓国ならではの楽しみ方というと、景福宮(キョンボックン)というところで、チマチョゴリを着て写真を撮りました。


―(写真を見せる)すごく可愛い!チマチョゴリってこんな可愛らしい柄もあるんですね!白地に薄ピンクの花と黄緑の花の刺繍!とても素敵です。靴もブーツっぽいですね。私はもっと原色っぽいかっちりした感じをイメージしていました。


 そうですよね、最近は何種類もあるかわいい柄の中から自分で好きなのを選んで、レンタルできるんです。それを着てポーズをとって写真撮影してもらうのが人気ですよ。日本でも京都でよく若い方が、レトロっぽい着物で写真を撮っていますよね。そんな感じです。やっぱりチマチョゴリは韓国の伝統的な文化の一つだし、かわいいものを着ると気分も上がりますよね。


―そんな素敵な楽しみ方があるんですね、知りませんでした。私も卒業旅行で韓国に行きたいと考えているのでぜひ着てみたいと思います。ちなみになんですけど、韓国はカフェが多いイメージがあります。日本にも韓国カフェが進出してきて話題になっていますし…実際街中にカフェは多かったですか?


 多かったですね。大学周りにもたくさんカフェがたくさんありました。なので、大学帰りによく、友達とカフェで話したり、課題について相談したりもしました。とても楽しかったですよ。

  


Q.だんだん、小田切さんの留学生活がどんなものだったのか掴めてきた気がします。留学生活で大事なことの一つだと思うのですが、食べ物はお口に合いましたか?

 そうですね、私は比較的辛いものが好きな方だと思うので私は問題なかったですね。日本の辛さのレベルより一段階辛いくらいじゃないですかね。留学中よく食べに行ったのは、チムタグっていう鶏を煮込んだ料理ですね。友達とよく行きました。とても美味しかったです。味はピリ辛かな。日本ですごく有名なわけではないけれど、新大久保とかにももしかしたらあるかもしれないです。


Q.とても美味しそうですね。小田切さんの話を聞いていたら、私も韓国行きたくなってしまいました。かなり充実された休日を過ごされたのですね。普段の授業はついて行くのは大変ではなかったですか?

 授業はそれほど大変というわけでもなかったですね。具体的にどんな課題が出たのかというと、毎週、授業内で習った文法を使っていくつか文を作るんです。それが結構身になったと感じましたね。習った文法を、課題で文を作って、友達と話して習得していく。やっぱり新しく習った知識を実際に使うことが、言語上達にはいいと思います。


Q.本日はたくさん貴重なお話をありがとうございます。最後にこれから韓国留学を考えている共立生にアドバイスがあったら教えてください。

 今は韓国の文化が日本に、日本の文化が韓国に、特に若い人たちの間で両国の文化交流が盛んになっている時代だと思います。もちろん私みたいにK-POPが好きな方もいっぱいいると思うし。しかも韓国語って日本人にとってすごい結構学びやすい言語なんですよね。だから、なんだろう、自分の好きなものに対してそんな不安がらずに、挑戦していけば、とてもいい経験になると思う。韓国のことが好きだったり、文化に興味あるなら、韓国留学してもいい結果やいい経験になると思うので、ぜひトライ、トライ、トライって感じで頑張ってください。韓国語を学ぶにも、日本で勉強するのと、韓国で勉強するのは全然違うと、私も留学を通して知ったので、環境を変えて、韓国語を学ぶのもいい経験だと思います。私は本当に韓国留学してよかったなと感じました。


―「自分の好きなものに対してそんなに不安がらずにトライする」っていうことば、とても素敵でした!これは留学を迷っているすべての人に響くことばですね。本日は小田切さんの貴重なお話を聞かせていただき本当にありがとうございました。


インタビュー:水谷咲紀(国際学部3年)

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お互い3年生で同学年ということもあり、インタビューは終始和やかな雰囲気で進んでいました!


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