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更新日:2017年09月27日

染織文化財コース

【研究紹介】根津美術館からの委託研究として能装束「茶地立涌雪持松文様縫箔」の修復に取り組んでいます。

 被服平面造形研究室では根津美術館より委託された能装束「茶地立涌雪持松文様縫箔(ちゃじたてわくゆきもちまつもんようぬいはく)」の修復に関する研究に取り組んでいます。この作品は絹地に刺繍と金箔で文様を表現した16世紀制作の能装束です。長年の使用と経年劣化により装束全体に穴や擦り切れなどの損傷が見られます。現在修復前の調査が終了しました。これから在学生や卒業生と共に本格的な修復に取り組みます。修復を行うことでこの作品は、今後の展示・研究・保存のためにより安全に取り扱えるようになり、更に日本の貴重な染織文化財を次世代に継承することへと繋がります。


            根津美術館所蔵「茶地立涌雪持松文様縫箔」       復前の調査の様子


            袖のよこ切れと、過去に修復された針目          衿の中央に穴や擦れ



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