一覧へ戻る

トピックス詳細

更新日:2017年11月02日

海外研修リポート

夏季海外研修レポート(フランス・アンジェ西部カトリック大学)

国際学部 1年W.Y

今回私はフランス・アンジェ西部カトリック大学 CIDEFの語学研修に参加した。一ヶ月間のフランスでの滞在は新しいことばかりでとても貴重な体験をすることができた。

 

 まず授業については、初日にクラス分けテストが行われ、5つあるクラスにレベルに応じて分けられた。私は下から二番目のクラスに入った。クラスには日本人が多かったが中国の方もいた。授業はlangue, expression oral, comprehension oral と三つの授業があり、それぞれ違う先生が教えてくれた。Langueの授業は主に文法を勉強し、会話やリスニングなども少し行った。この授業が一番多く、たくさんのことを知ることができた。文法の内容は、冠詞のつけ方、複合過去、半過去などだった。私にとってやったことのない範囲だったためこのクラスのレベルが合っていると感じた。やったことのある範囲でもフランス語で勉強するため新鮮で楽しかった。Expression oralは会話の授業で、私たちと歳の近いmoniter (実習生)が教えてくれた。Comprehension oral はリスニングの授業だった。どの授業もフランス人の先生が担当し、分からないところは何回も丁寧に説明して頂いたので、慌てずにじっくり勉強することができた。また授業は基本的に9時から5時まであった。しかし、午前で終わる日もあり、その後アンジェの街を観光することができた。

 

 次に寮については、一人一部屋割り当てられた。そのためプライバシーがあり、のびのびと暮らすことができた。部屋はwifiもつながり、狭すぎず快適だった。しかし、夜冷える日があり、布団が薄く寒いと感じたこともあった。洗濯機は寮についているが、寮の近くのコインランドリーを利用する方が安く済む場合があった。基本的には手洗いし部屋干しをしていた。部屋の掃除は掃除機を借りることができた。また、寮にはキッチンがあり朝、夜自炊するときは利用した。電子レンジからお皿やフォーク、スプーン、さい箸まであったためキッチン用具には困らなかった。しかし、塩や砂糖、胡椒はあるが、醤油やコンソメなどの調味料は日本からもっていくと重宝すると感じた。

 

 最後に学校側が主催する小遠足エクスカーションについて。エクスカーションではモンサンミッシェル、サン・マロ、ロワール城、ジベルニーなどに行くことができた。ヨーロッパの歴史的な建造物など今まで見たことのない文化に触れることができ貴重な体験ができた。またsoireeという夜に行われるパーティーでは他のクラスの人や先生と話すことができ、異文化交流ができたのが楽しかった。

 

 今回この研修に参加して、フランスの文化、異文化を体験でき、日本との違いを感じることができた。さらに、フランス語を買い物の際に話すことができるようになった。しかし、ネイティブの人と困らずに日常会話をすることはまだできないため、日本でも勉強を続けて、またフランスに行きたいと思う。