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更新日:2024年11月21日

国内での交流

対談「異文化を生きる~日本人からみる外国、外国人から見る日本~」を開催いたしました

 

対談企画「異文化を生きる~日本人からみる外国、外国人から見る日本~」を開催いたしました

 

2024年11月14日に、法政大学グローバル教養学部 グレゴリー・ケズナジャット准教授をお迎えし、本学文芸学部 福嶋伸洋教授と本学の留学経験学生との三者対談イベントを実施いたしました。

 

本イベントは本学学生の留学の士気や国際交流への意欲を高めることを目的として開催しました。留学を通して得られた経験や、留学中や帰国後の戸惑いなど、様々な体験について本学学生も交えてお話を聞くことができました。

ケズナジャット准教授はアメリカで幼少期を過ごし、大学生時代の日本留学ををきっかけに、現在まで約20年間を日本で過ごし研究を続けていらっしゃいます。また福嶋教授はポルトガル語の学習やブラジルへの留学経験があり、お二人の多様なご経験は、参加者の学生にも非常に印象深かったようでした。

 

ケズナジャット准教授が異文化を体験することに関して述べられた「水族館で水槽を外から眺めている感覚」という表現は、小説家としても活動されている准教授の言葉の魅力も感じました。このお話に関して福嶋教授からも共感の声があり、特に短期間の観光ではなく長期留学では、その「水槽」と自身を隔てる壁を受容し、時には自身を異文化になじませる努力も必要であるというお言葉がありました。

 

さらに「留学に行くことだけで得られることには限りがある」ということを、登壇者の皆さんが強調されていたことも印象的でした。実体験に基づいて、留学先で積極的に現地コミュニティに参加し現地言語を練習する時間を増やす努力が重要であることなど、留学を考えている学生の背中を押してくださるお話が多くありました。

 

終盤では、参加者の学生一人ひとりからの質問に丁寧にお答えいただく時間もあり、留学へ期待と不安を抱える学生たちにとって、非常に有意義な時間になったことが伺えました。

 

 

左から福嶋伸洋教授、グレゴリー・ケズナジャット准教授、本学学生
留学を予定する学生からの留学にまつわる質問などに対して、
登壇者の皆さんが真摯に答えていただきました。

登壇者と参加者の積極的な交わりの場となりました。