更新日:2024年06月29日
社会連携
【社会連携】共立女子大学とカゴメによる、産学連携の取組み「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」を開始
共立女子大学・共立女子短期大学は、カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口聡 本社:愛知県名古屋市)と共同で、共立女子大学の学修を活用した 「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」を開始しました。共立女子大学・共立女子短期大学とカゴメ株式会社は、食品ロスの削減に寄与することを目的とした連携活動を円滑に進めるため、本年3月に連携協定を締結いたしました。本プロジェクトでは、菜園で発生する出荷規格外トマト※の有効活用を目的に、食品ロス削減につながる施策や商品、ビジネスモデルなどを、学生ならではの斬新なアイデアを盛り込みながら開発して、社会に向けて発信していきます。
※規格外トマト:形や大きさ等が規格に合わないことから市場に回らないトマト
2024年度 共立女子大学 地域連携プロジェクト
プロジェクト名:もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト
代表教員:ビジネス学部 野沢誠治教授
学生:ビジネス学部 3年ゼミナール(野沢ゼミ) 12名
プロジェクト初日となる6月26日に行われたオリエンテーションでは、12名の学生が参加し、出荷規格外トマトの有効活用に関するアイデア出しを行いました。参加した学生は、「規格外トマトについて、実感を持って学ぶことができた。今日得た知識に加え、実際にトマト栽培の現場で農家の方に話を聞くことで理解を深め、良い提案を考えたい。」と、語っていました。今後、トマトの栽培施設を見学し、サステナビリティ活動や生鮮トマトビジネスの第一線で活動するカゴメ従業員から収集した情報を元に、最終発表に向け、およそ7か月間にわたり学修します。産学連携による取組みを通じて、人材の育成と、社会課題である「食品ロス削減」に向けての意識醸成を図ります。
カゴメ株式会社より環境への取組レクチャー
グループワークの様子
■プロジェクトの詳細:
・概要:
共立女子大学ビジネス学部の3年生を対象としたマーケティングに関する野沢誠治教授ゼミにおいて、カゴメが直轄する生食用のトマト菜園で発生する出荷規格外のトマトの有効活用について、学生ならではの斬新なアイデアを盛り込みながら、提案してまいります。(ゼミの参加人数:12名)
・スケジュール
2024年
6月26日 オリエンテーション
9月上旬 トマトの大型施設菜園(カゴメ直轄)の見学
10月上旬 中間発表
2025年
1月下旬 最終発表
■連携協定の詳細:
・連携協定締結の経緯:
食品ロス問題における、共立女子大学・共立女子短期大学の食や地域社会への環境学習の取組みを背景に、多面的な連携のもとに相互協力し、食品ロスの削減に寄与することを目的とした連携活動を円滑に進めるため、協定を締結しました。協定に基づき、取組みに関する検討や教育・学術研究の推進、人材の育成と、社会課題である「食品ロス削減」に向け、意識醸成を目的とした幅広い連携を推進します。
・協定締結日: 2024年3月9日
・連携協力内容
1.教育及び学術研究に関すること
2.カゴメ株式会社が取り扱う商品開発及び付帯する業務に関すること
3.人材の交流及び育成に関すること
4.その他、相互が必要と認める産学連携活動に関すること
■共立女子大学・共立女子短期大学について:
共立女子大学・共立女子短期大学のキャンパスは日本髄一の本の街、神保町と皇居を望むロケーションにあります。建学の精神である「女性の自立と自活」とともに130年を超えて女性の社会進出を支えてきました。すべての教育活動の根底にリーダーシップ開発・育成を置いており、学問分野の広さと専門性の深さで、多様な社会で貢献できる力を育んでいます。
■野沢ゼミについて:
ビジネス学部 野沢誠治教授による指導のもと、マーケティング及びデータ分析を専門領域とし、1、2年で培ってきたリーダーシップ力を活かして、企業や社会の答えのない課題解決に取り組んでいるゼミです。ビジネスコンテストをはじめ、地域連携や企業連携のプロジェクトを通じて、専門能力を持ちながらチームで協働し結果を導ける人材(社会で貢献できる人材)の育成を目指しています。
共立女子大学・共立女子短期大学 社会連携センター
メール renkei.gr@kyoritsu-wu.ac.jp
公式X https://twitter.com/kyoritsu_wu_s