更新日:2022年07月15日
社会連携
【社会連携】(株)松栄堂 × 共立女子大学・共立女子短期大学連携「古典文学と香文化」家政学部 被服学科・文芸学部・生活科学科・文科 合同授業開催
共立女子大学・共立女子短期大学と株式会社松栄堂(本社:京都府京都市)は、産学連携に関する連携協定を2021年3月に締結しました。
それを受け、2022年度共立女子大学・共立女子短期大学 地域連携プロジェクト「日本の香文化共生プロジェクト」のテーマのもと、家政学部 被服学科・文芸学部・生活科学科・文科の合同授業として、7月9日(土)にお香の製造販売をする(株)松栄堂 本社(京都)より畑 正高社長にご来訪いただき、「古典文学と香文化」をテーマにご講演いただきました。
家政学部 被服学科 田中淑江教授 : 伝統和服制作実習Ⅰ、伝統和服制作実習Ⅱ、卒業論文・卒業制作
文芸学部 岡田ひろみ教授 : 日本文学演習ⅠB、日本文学演習ⅡB、卒業論文・卒業制作ゼミナール
生活科学科 渡辺明日香教授 : 卒業研究・卒業制作、卒業ゼミナール
文科 咲本英恵専任講師: 文学とことばのセミナー
当日は、参加者約90名が、松栄堂よりご持参いただいた沈水香木やお線香で香りを体験しました。
『日本書紀』に記載される香木の話からはじまり、『万葉集』『古今和歌集』『枕草子』『源氏物語』など様々な古典文学作品に描かれる「香(こう)」文化について、また、中世の記録類に書き留められたお香の伝承のありようなど、当時の歴史にも触れながらご講話いただきました。
香木などの「香」の材料は日本では手に入らないこと、高価な舶来品であったことを意識した上で香文化を考える必要があることなど、時には身近な例を用いながらのお話に、100分間があっと言う間に過ぎてゆきました。
<今後の予定>
今回の授業体験を踏まえた上で、学生は夏休みの間、文学と「香」や香文化について調査。
後期に、第2回(株)松栄堂 × 共立女子大学・共立女子短期大学 家政学部 被服学科、文芸学部、生活科学科、文科 合同授業を実施(香の講話、及び香体験、ワークショップを実施予定です)
畑正高先生による講演会風景
授業内で制作した浴衣で参加
沈水香木
7月1日(金)-7月29日(金) 展示「七夕×香文化」 本館1Fロビー
7月6日(水)-7月29日(金) 展示「七夕と日本古典文学」 2号館4F図書館
本館ロビーでの展示の様子
笹へ短冊を飾るブースは大好評(7/11をもって終了しました)
SDGsにちなんだ生活廃材を用いた携帯する匂い袋の作品展示
夏にふさわしい香りのお香を焚きながらデザインした浴衣雛形
日本古典文学にみる七夕文化
「七夕」をテーマにした生け花(学生作品)
共立女子大学・共立女子短期大学 社会連携センター
メール renkei.gr@kyoritsu-wu.ac.jp
公式Twitter https://twitter.com/kyoritsu_wu_s