更新日:2021年12月07日
社会連携
【社会連携】南三陸ワイナリーとぶどうの搾りかすをテーマに地域循環SDGsに向けた産学連携授業「食育演習」実施
共立女子大学・共立女子短期大学では、2019年9月に南三陸町と協定を締結し、南三陸町をフィールドに、さまざまな視点から課題解決型授業を展開しています。
2021年度後期 生活科学科 専門科目「食育演習」では、地域連携プロジェクトの一環で、南三陸にある「南三陸ワイナリー」と協働し、南三陸ワイナリー ワイン醸造後の「ブドウの搾りかす」の有効活用について課題解決検討及び提案に取り組みました。
科目名:生活科学科 専門科目「食育演習」
履修対象学年:1年次以上
担当教員:中西朋子准教授
履修者数:26名
11月4日(木) レクチャー 醸造所オンラインツアー
本学と南三陸ワイナリーをZoomで繋ぎ、南三陸ワイナリー 代表取締役 佐々木道彦 氏よりレクチャーとワイン醸造所ツアー
南三陸ワイナリーへのきっかけと思い、ワインが繋ぐ持続可能性のある地域の活性化、なぜブドウの搾りかすの活用を考えることが必要かなど、地域循環SDGsも考えるきっかけとなるレクチャーいただきました。
また佐々木社長より、南三陸ワイナリー醸造所、南三陸杉の廃材を活用して造られたテラスなどもオンラインツアーで案内いただき、貴重な機会となりました。
レクチャーを受け、学生達は7班に分かれ、南三陸ワイナリーより提供いただいた「ブドウの搾りかす」(赤、白)を活用したメニュー考案提案へ取り組みました。
12月2日(木) 成果報告 講評会
南三陸ワイナリー 代表取締役 佐々木道彦 氏、南三陸ワイナリー シェフ 佐藤将人 氏にご参加いただき、成果報告・講評会を開催
7班の学生たちより、
・ワインの醸造過程において必ず発生する「搾りかす」をおいしく食べる
・地元の食材を生かすようなアレンジ法
・地元の方や観光客が楽しんで参加できるようなアレンジ法
をコンセプトにしたメニュー提案を発表。
佐々木社長より、ビジネスの視点からアイデア構築の方法や、佐藤シェフよりプロのシェフの視点から具体的なアドバイスなど、今後の提案の際にも繋がるフィードバックをいただき、貴重な講評会となりました。
▶南三陸ワイナリー 取組について(2021年12月2日付 フジテレビ「Live News α」にて紹介)FNNプライムオンライン公式YouTubeはコチラ
共立女子大学・共立女子短期大学 社会連携センター
renkei.gr@kyoritsu-wu.ac.jp
公式Twitter https://twitter.com/kyoritsu_wu_s
南三陸ワイナリー 佐々木社長による醸造所ツアーの様子