国際学部

Faculty of International Studies

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更新日:2025年10月17日

学生の活動

【国際学部】手仕事をめぐる旅~エストニア旅行記~④

学生広報委員2年生の西田倫子さんがエストニアに関する記事を執筆しました。
前の記事はこちらからご覧ください。
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③Vilijamdi(ヴィリャンディ)

 

【ヴィリャンディとは?⠀】

 エストニア南部にある街で、頻繁に音楽フェスなどのイベントが開催されており、国内外から多くの人々が訪れる。実際に筆者自身もこの街を歩いている時に野外コンサート用の会場を見かけた。街の8か所に大きないちごのオブジェが点在している。

 

・Heimtali Muuseum(ヘイムタリ博物館)

【ヘイムタリ博物館とは?】

 タルトゥのエストニア民族博物館と関連する博物館。エストニアのいくつかの民族衣装や、民族衣装の小物、プロからアマチュアまで、様々な方が作ったハンドメイド作品。1世紀前に当時周辺に住んでいた住民によって作られた大きなカーペットなどが保管されている。

 

《沿革》(博物館の方の説明による)

元々は学校で、展示室には当時の椅子と机が残されている。

・1932年、別の場所に新しく学校が建った為閉校した。

・1980年代ちなると、地元の方々により、建物をリノベーションし博物館にすることに決定された。

・1991年にエストニアがソ連からの独立回復成し遂げた後、暫くは近年までアヌ・ラウドさんが所有する私立博物館となり、現在はタルトゥのエストニア民族博物館の一部として運営されている。

 

 この博物館では、主にエストニア南部と、南の隣国ラトビアの典型的な織物を所蔵している。博物館の方によると、エストニアは国土面積としては小さいが、民族衣装の衣装が豊富なのは、住民があまり移動せず、各地域でそれぞれの民族衣装が変化したからとのことだった。このことについてかなり気になったので、詳しい生活や時代背景について更に調べてみたいと感じた。

次回に続く