Faculty of International Studies
更新日:2025年05月27日
学生の活動
【国際学部】留学体験記「たくさんの新しい知識と思い出が増えた7ヶ月間-ウィニペグ留学」
木村莉菜さん(現3年生)
留学先:ウィニペグ大学(カナダ)
留学期間:2024/8/1~2025/2/21
私は、ずっと留学に行きたかったため、単語習得や授業内のディスカッションの時間を使い、一年生のころから留学を見据え英語力を高めることができました。ウィニペグ大学を選んだ理由は、友達にカナダを勧められたことからカナダに興味を持つようになり、自然豊かなところやいろいろな国の人がウィニペグにいて、様々な文化に触れたいと思い、ウィニペグ大学を選びました。ウィニペグに住んでいる人はとてもフレンドリーですごく親切な人ばかりで、最初は心細かったですが、とても安心でき心強かったです。
夏(1カ月)のプログラムでは、Speaking中心の授業とWorkplaceという授業で、カナダで将来働くときの対人関係や、フォーマルなメールの書き方などを学びました。秋のプログラム(4カ月)では、午前のSpeakingのクラスとレベル分けされたListening&PresentationのクラスとPronunciation &Discussionのクラスがありました。午前中は、カナダの文化について学んだり、Idiomを教えてもらったり、クラスメイトとディスカッションをする時間が多くとられてあり、Speakingの向上だけでなくクラスメイトの国の文化なども知ることができました。
また、週に2回Presentationがあり、その場で考えて発表するものなどが多くあったため、先生からもPresentationへのアドバイスをたくさんいただき人の前で英語を話す力をつけることができました。また、たまに先生に褒めてもらい、キャンディーをもらえることで頑張れました。冬のプログラムでは、Academic Writingの授業とBusiness の授業をうけました。Writingの授業では、長文の文章を読んだり、様々なタイプのAcademic Writingを学ぶことができ、卒論に役立たせることができると思います。またBusinessの授業は、ウィニペグ大学の現地の生徒がとる授業を体験することができ、カナダの経済の仕組みや貿易について学ぶことができました。クラスは、様々な大陸から来た人で構成されていて、半分が大人だったことから、クラスのレベルがとても高かったと思います。ですが、授業内では、自分がまだ経験したことのない職場での体験などを聞くことが多く、私も、クラスのレベルに食らいついていけるように、日々向上心を持って取り組めるクラスだったのですごくよかったです。
課外授業では、映画についての意見交換をできるクラスがあり、フォーマルな場面では使われないスラングを学べたり、映画から読み取る力をつけることができました。また、Journal クラスでは、探してまとめる力や、編集の力をつけることができました。日本では編集など学ぶことがなかったのでとても興味深い授業でした。
金曜日の午後にウィニペグ内の有名な場所に現地の生徒が連れて行ってくれるイベントがあり、ウィニペグの歴史を学べたり、アイスホッケーをしたり、日本ではできない体験をすることができました。月曜日には、スポーツを同じ留学生の友達とする時間があり、仲を深めあうことができました。また、ウィニペグ大学のバドミントン部に入り、週3回学校終わりに通っていました。今までバドミントンを英語でやったことがなかったので、ゲーム内でのペア間や敵とのコミュニケーションがとても難しかったです。ですが、大会にも現地の部員と組み、出場することができ、貴重な体験をさせていただきました。また、地域のバトミントンコミュニティーにも参加させてもらい、現地の大学生だけでなく幅広い年代の人とも知り合うことができました。
また、部員で週末に遊ぶことが多く、最初は話すスピードがとても速くついていけませんでしたが、遊んでいるうちに少しずつついていけるようになりクラス内では学べないような単語や言い回しも学ぶことができました。また、現地の友達が通っている教会のイベントに参加させてもらうことが多く、関わりのなかった宗教や、幅広いウィニペグの人と友達になることができました。私のつたない英語を現地の友達は真剣に聞いてくれたり英語を教えてくれたことで留学前よりも話せるようになり、英語力が伸びたねと言われたのがとてもうれしかったです。すごく良い友達に出会うことができました。
また、ホームステイでは、ホストマザーと13歳の娘がいて、すごく親切にして頂きました。夏休みには、一緒に3泊4日のアメリカ旅行に行ったり、季節によって、夏にはキャンプ、秋は紅葉ハイキングに連れて行ってもらいました。また、ホームステイをすることで、日本では味わえない行事(トリックアトリートにホストドーターとまわる、サンクスギビング)や文化、日常について学ぶことができました。
留学で一番伸びたことはリスニング力だと思います。留学に行く前のTOEICのリスニングの点数と比べ、点数を高めることができました。また、いろいろなコミュニティーにお邪魔させていただいていたおかげで、人とのコミュニケーション能力がすごくついたと思います。これから、GSE授業の再開や就活が始まるので、留学で得たものを活かし、しっかり自分の意見を英語で言えたり、TOEICの点数を伸ばしていきたいと思います。