国際学部

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更新日:2023年10月20日

学生の活動

【国際学部】州立ワシントン大学夏季語学研修レポート(学生広報委員による記事)

こんにちは。学生広報委員の大山英です。今回は、夏休み中に参加した州立ワシントン大学夏季語学研修プログラムの様子についてレポートします。

 

8月18日から9月11日まで、アメリカ・ワシントン州シアトルにキャンパスを構える州立ワシントン大学(通称UW)で語学研修を行いました。大学からは、シアトルの観光名所の一つであるSpaceNeedleMt. Rainierが一望でき、近くには広い湖があり小動物が多く生息しているなど、自然に囲まれたキャンパスでした。いくつかのクラスに分かれて授業を受け、時にはフィールドワークで大学に併設されているBurke Museumで剥製やネイティブアメリカンの展示を鑑賞したり自然園を訪れました。クラスメイトの中には共立から参加した先輩が3人いて、昼食や放課後を一緒に過ごしました。

 

       

                Burke博物館                       スザロ図書館

 

 

 

放課後は、Pike Place Marketをはじめとするシアトルの観光名所を巡るアクティビティーツアーに参加し、ツアーが無い日はクラスメイトと買い物やバスケットボールをして身体を動かすなどアクティブに過ごすことが出来ました。大学の近くにはLake Washingtonという広い湖があり、クラスメイトと息を合わせてカヌーを漕いだことは忘れられません。

 

   

           パイクプレイスマーケット                   Lake Washingtonでのカヌー

 

 

 

滞在中はホームステイ生活を送っていました。ホストファミリーとの生活サイクルが合わず、一緒に出かけることやコミュニケーションを取ることがあまり出来ませんでした。週末もルームメイトと2人で過ごすことが多く、ダウンタウンに行き買い物をしたり、スーパーマーケットに行って日用品の補充をしていました。スーパーマーケットで驚いたことは、星条旗が売られているコーナーがあったことです。クラスメイトのホームステイの様子を聞くたびに羨ましい気持ちが溢れましたが、同時に気遣い、心配してくれたクラスメイトの優しさが心にしみました。幸い、このあと、帰国の日が迫った週末にはアメリカ出身のご夫婦の家を訪れ、食事をしたり映画館に行ったりシアトルなまりの発音を教えて頂くなどして一緒に過ごすことが出来ました。

 

            

                 ガーデンパーティー             パイクプレイスマーケットの花

 

 

 

〈感想〉

海外ドラマの影響を受けて、幼い頃からアメリカで英語を勉強したいと思い続けてきました。飛行機を降りて「Welcome to the United States」という文字を見たとき、夢が叶ったと鳥肌が立ったことを今でも覚えています。いざ生活を始めてみると、私がくぎづけになって見ていた海外ドラマの世界とは違っていたり、不便だなと思ったことも多く立ち止まることも沢山ありました。ですが、この経験を通してサバイバル精神が身に付いたと感じます。また、行き交う人やバスや電車の乗客を見ると、皆が自分らしく生きているなと思い、魅力を感じました。授業がある日はクラスメイトと昼食をとっていましたが、日本では遠慮しがちな大きなピザやハンバーガー、甘くてカラフルなケーキなどは皆で食べると格段においしいと感じ、思い出の一つです。叶うならばもう一度食べたい味でもあります。今までは勉強・部活動・アルバイトと、楽しむことを忘れていました。ですが、高校生に戻ったかのように皆で笑いあい、色々なアクティビティに参加し多くの刺激を受けたことで、毎日が非常に楽しかったです。シアトルで過ごした3週間は私にとって何にも代え難い特別な思い出です。

 

  

 

 

(国際学部1年 大山 英)