国際学部

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更新日:2021年06月17日

学生の活動

【国際学部】オンライン短期語学研修体験記(1)



「かけがえのない経験」 


国際学部3年 小熊 ひとみ



 私は大学二年生の春から大学の制度を利用して半年間海外留学をする予定でした。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になってしまったため、大学生のうちにそれに代わる経験をしたいと思い、このオンライン語学研修プログラムに参加することを決めました。フィリピンのデ・ラ・サール アラネタ大学を選んだ理由は、先生と一対一で授業が受けられることや、テーマによって先生が異なるため現地の多くの方とコミュニケーションが取れることに魅力を感じたからです。

 授業開始前は予め受け取っていた授業資料の予習に力を入れました。そうすることで先生の言葉に集中でき、理解度が格段に上がったと思います。


 前述したとおり、それぞれの授業に異なる先生がつくため毎回新鮮な気持ちで授業に臨めましたし、先生方がとてもフレンドリーなので授業の内容以外にもフィリピンの文化やTOEICのコツなども教えてくださり、とても楽しく、そして有意義な経験となりました。また、英語を日常的に使用する人々とコミュニケーションを取ることで、参考書などでは学ぶことが出来ない生きた英語を学ぶことができましたし、日々の生活の中でふとした時に聞いたり言ったりした日本語を、自然に頭の中で英語に変換するようになったくらい英語と接した期間でした。

特に私がこのオンライン留学で感じたのは、リーディングやスピーキングの授業で、今まで日本でやってきた英文に関する問題を解いて答え合わせをするという授業スタイルではなく、そのテーマに触れて自分がどう考えたのか、なぜそう思うのか、という点がとても重要視される授業スタイルだったことです。そのため、オンライン留学をする前よりも物事を深く考えるようになりましたし、自分の考えを相手に明確に伝える力がつきました。


 このオンライン留学の期間は、これまでで最も英語と、そして自分自身と向き合った期間だったと思います。初めにこの留学について知ったときは、挑戦したいという気持ち以上にプログラムの内容にしり込みしてしまい参加するかどうか非常に悩みましたが、留学をすると決断したことで多くのかけがえのない経験をすることが出来ました。今後はこの経験を活かし、TOEICの成績向上に努めます。また、更なる英語力向上のために長期休みを利用して別のプログラムに参加することも検討しています。