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更新日:2020年03月12日

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女優で大活躍! 共立OG菜々緒さんに念願の特別インタビュー!!

女優で大活躍! 共立OG菜々緒さんに念願の特別インタビュー!!


皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
共立女子大学 国際学部4年広報委員のKです。
今回はなんと!国際学部のOG、すなわち私たちの先輩であり、女優としてテレビなどで引っ張りだこの菜々緒さんに、撮影の合間を縫って特別インタビューをさせていただきました。
今回は仕事について、考え方について、などなど!学生ならではの視点で迫っていきたいと思います。



― 昨年芸能活動10周年を迎えられたとのこと、おめでとうございます。あるインタビュー記事の中で、「果敢に挑戦することの大切さを学んだ10年」と言われていましたが、挑戦することに抵抗はありませんでしたか?またその原動力はなんですか?


菜々緒先輩- ありがとうございます。性格的になんでもチャレンジしたいという姿勢が強いので、やったことのないことに関してもまずは臆せずやってみたいという気持ちで、仕事でもプライベートでも挑戦してきました。
この仕事をしていると、毎日違う現場に入って違う仕事をすることが多いので、不安の方が凄く大きいです。毎日同じ会社に通うわけではないので、会う人も違うし、現場の雰囲気も違う。緊張はしますけど、新しいことをするっていうこと自体私は結構好きなので、この仕事は凄く自分に合っているんじゃないかなって思います。


― 毎回違う現場で初めて会う人とのお仕事は不安になりますよね。今の時期、これから新入生や新社会人になる方々に向けてアドバイスをお願いします。


菜々緒先輩- 私自身、仕事に対して100%満足したことは一度もなくて、失敗も経験のうちだし、失敗も経験することによって、自分はこれが不得意だったんだということが、また新しい発見になると思うんです。だから、失敗を恐れずに何にでもチャレンジして、いろいろな経験を積んで、もし自分が「これはちょっと遠回りかな」と思うことでも、難なくこなせてしまう普通の道よりも、むしろいろいろなことを吸収する場面じゃないかな、と考えるようにしています。機転を利かせながらやっていくことが大事なんじゃないかって思います。仕事でもプライベートでも無駄なことってひとつもないって思います。辛いことも悲しいことも糧になることって凄くあると思うので、全てのことに感謝して臨んでいくことが大事ではないでしょうか。



― お話を伺っていると、菜々緒先輩は自分のことをしっかり理解されている印象があります。大学生はこれから就活をしたりする中で自己分析をして、将来の道を決めるのですが、菜々緒先輩自身はどのように分析されますか?


菜々緒先輩- 学生時代は、「自分ってどういう人間なのかな」と考える時がふとあったりするじゃないですか。そういう時に、私は性格的に飽きっぽいとかもあるから、変わった職業についてみたいなっていうのは考えたりしていましたね。学生時代からこの仕事をしていたので、何でも一人でやるっていうのは、そのころから培ったものだと思います。こういう仕事をしていると、身の回りのことを周りの人がいろいろとやってくれるんですけど、自分で何かしたいって思う時もあって、それが一人旅になったりしてるんですよね。一人の時に周囲の有難さを凄く感じるので。皆で何かを作り上げたり、支え合ったり、人間って一人じゃ絶対に生きていけない生き物だなって思います。でも自分の時間も凄く大事なので、自分を見つめ直す時間だったり、ちゃんと考える時間も凄く大事にしています。

 

― 自分を見つめ直す時間は大事な要素なんですね。


菜々緒先輩- そうですね、旅に行くときとかも、作品が終わって次の作品への気持ちの切り替えをする時期だったりするので、リフレッシュもかねて、今自分がどういう状況なのかとか、今後どうしていきたいかっていうのを考える時間を大事にしていますね。


― 1人旅によく行かれるそうですが、特に印象に残っている国・エピソードとかありますか?

 

菜々緒先輩- スリランカは一番印象的には大きいかな。自分を見つめ直すっていう気持ちで行ったのですが、20代から30代に変わる節目の年でもあったので。このスリランカの旅は結構大きかったなって思います。


― 菜々緒先輩は、スリランカではビーチクリーンをされていて、私は凄く印象に残りました。
昨今地球環境は世界的な問題として大きく取り上げられていますが、菜々緒先輩ご自身はどうお考えでしょうか?

 

菜々緒先輩- どんなことをしても賛否両論があるこの時代に、自分が何を選択してどう行動するかっていうのが、凄く問われるなと感じました。自分が正しいと思うことだったり、自分がいいと思ったものを選択して、実行していくことが大事なんじゃないかって思いましたね。プラスチックを減らしていこうとか、レジ袋を無くしていこうとか、一歩進むことによって変わっていくことだと思うので、そういう意識から変えていくことが必要だと思います。「人間が意識で想像できることは絶対ヒトが実現できる」という話があって、自分たちがいいことを想像すればするほど実現するし、実行するのは可能だって本で読んだことがあります。ネガティブなニュースが最近多いけど、ポジティブなことを意識するのも大事だと思います。 ビーチクリーンも私一人がやったところで変わらないだろうって思うくらい、結構ショッキングな状況だったんですよ。だけど、子供たちが手伝ってくれたりとか、いいものって伝染するので、そういったものが伝わっていって、広がってくれたらなって思いますね。



― 菜々緒先輩が旅で絶対に持って行くモノとかありますか?

 

菜々緒先輩- この前、タイに行ったときに、あまりにも蚊に刺されすぎて、蚊帳を持っていきたいと思いました。本当に蚊に刺されやすくてこの前は足首から下で20か所くらい刺されてしまって。それこそ、「無人島に何を持っていきますか?」と聞かれたら蚊帳! 最近はワンタッチ式の蚊帳とかも売っているんで、蚊帳は欠かせませんね。


― 今後行ってみたい国はありますか?

 

菜々緒先輩- あまりヨーロッパに行ったことがないので、イタリアのカプリ島とか行ってみたいですね。本場のカプレーゼが食べたいです。



― 学生時代、振り返ってみてどう感じますか?


菜々緒先輩- 今振り返ると、もっと勉強しておけばよかったと思います。勉強したくてもできない人もたくさん世界にはいるって思ったら、勉強しておけばよかったっていう後悔もあるので、一生懸命学べるときは学ぶべきだろうと思います。社会人になったら、新しいことを学んだりすることはあるけど、勉強する機会がどんどん減っていくと思うので、学生時代にしかできない事は最大限やってもらいたいなって、先輩として思いますね。


- 20代から30代になった時に気持ちの変化はありましたか?


菜々緒先輩- そのタイミングでいろいろな本に出会って、人生にちゃんと向き合ったりとか、今後どうするかっていうのを真剣に考えたタイミングでもあったので、本当に後悔のないように生きたいなっていうふうに思ったり、自分の仕事に関して、家族に関して、周りにいる人たちについても考える時期だったりしました。仕事に関していうと、働き方改革とかいろいろなことが言われている中で、情熱を失いかけている人が多いんじゃないかと思うことが多くて、そういう意味では、自分が好きなことをやらせてもらえているこの環境には、本当に感謝しなきゃいけないって思っています。そこで思ったのが、自分の好きなことや、やりたいことをしてお金を稼ぐっていうのは大事だということ。これから卒業して仕事に就いて、何のためにその仕事をするのかっていうのを考えたりすることは大事なんじゃないかって思いますね。仕事って「お金を稼ぐために仕事をする」って考える人が多いと思うんですけど、やっぱり自分の好きなことをやったほうが大事だと思うので、そういうことも考えながら選択したり、行動したりするのも大事だと思います。




― 最後に今年卒業する私たちが3月15日で卒業しますので、後輩にメッセージをお願いします。(残念ながら、取材日の翌日に、新型感染症の影響により卒業式中止が決まりました)

 

菜々緒先輩- 最後に決断するのは自分になるので、自分自身を信じてあげたり、向き合ってあげることがすごく大事だと思います。また、どの仕事でも誰かの助けになることは素晴らしいことだと思うので、臆せずに卒業しても頑張ってほしいです。


- 取材は以上となります!!ありがとうございました!!!




~こぼれ話~

 

菜々緒先輩は大学時代、共立の学食でよくカレーを召し上がっていたそうです!
K:「ささやかですが、共立のお土産、『共立女子大学カレー』です。」
菜々緒先輩:「学生の頃カレー食べてた~! 大好きです!



― 菜々緒先輩のバイブルとなっている映画は?


菜々緒先輩:ディズニー作品が本当に好きで、幅広い年齢に響いたり、勉強になる映画なんじゃないかなって思います。シュガーラッシュの声優を担当できることが決まった時は、すごく嬉しかったです。


― 蚊に刺されてしまったエピソードをお話しされてた時

 

K:「私もすっごく蚊に刺されるんですよ。」
菜々緒先輩:「O型?」
K:「はい、私もO型です。」
菜々緒先輩:「O型って本当蚊に刺されるよね~」
菜々緒先輩と同じ血液型!!と一人興奮していたKでした。


― 一緒に同行して下さった助手さんから、菜々緒先輩に大学時代のゼミの教授からのお手紙と当時の写真をお渡ししたとき


懐かしい~!」ととても驚いていました。


今回の取材を通して、発する言葉一つ一つに菜々緒さんの強さ、優しさ、が伝わってきて、
大人の女性として本当に尊敬する先輩です。
また自分のいる環境、周りに対して感謝を忘れずお仕事をされている姿勢も素敵でした。
インタビュー中も私のことをしっかり見つめて真剣に答えてくださいました。


そ・し・て!!!


 

2020年4月16日(木)木村拓哉さん主演ドラマ
BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)【毎週木曜 夜9時~】
に菜々緒さんがご出演なさっています!!!
是非皆さんご覧ください!!!
2018年1月に連続ドラマとして大好評だったドラマが帰ってきます!!
アクションもあり、仲間との絆もあり、菜々緒さんの美しさもあり!
私は前回見ていたのですが、本当にかっこよくて今回もとっても楽しみです!!

 
今回、お忙しい中取材にご協力して頂きました、
菜々緒様、
株式会社プラチナムプロダクションの皆様、
カメラマンの片桐様、
国際学部助手の加瀬さん、
学校関係者の皆様、
本当にありがとうございました。


 
これからも更なる発展とご活躍を陰ながら応援させて頂きたいと思います。

 
最後まで読んでくださった皆様、
本当にありがとうございます。

 
そして今まで
広報としてインタビューさせていただいた皆様、ありがとうございました。
皆さんから聞いた数々の貴重なお話しは私にとってかけがえのない財産です。
これからも国際学部、そして国際学部学生広報を温かく見守っていただければと思います。

 
共立女子大学国際学部学生広報委員1期生 K



 

~編集後記~

 

たった今私にとっては最後の学生広報の記事を書き終えた。
大学二年の初夏にゼミの先生の推薦で入った学生広報。
一期生ということもあり、手探りの状態から始まったこの学生広報。
「国際学部にまつわることを記事にしていこう!」
・・・ちょっと待って、記事?へ?! 文章書くの?!
私の最大の弱点、そう、文章を書くことが大の苦手。
こんな私が記事を書いていいものなのかと思っていた。
友達からも「学生広報ってボランティアなのによく続けられるね」と。

 
でも、やってみるとすっごく楽しい。
私のような凡人では会えない方々にインタビューできる。そしてその大人たちから学べることの
大きさ・貴重さに心奪われ、約二年間、活動してこられた。
何も熱中できるものがなかった私に活力を与えてくれた。
記事を書くのは大変だけど、毎回何回も先生方が添削してくれたおかげで
文章力も上がるし、就活でもめちゃくちゃ役に立つ。(これホント) 

 
そして、今回!当初からの夢だった菜々緒さんへのインタビューが実現!
この企画を学生広報委員の会議でプレゼンしたとき、
先生方からは「実現は難しいだろう」と言われた。
しかし、私は憧れの先輩にインタビューせずには終われないと諦めなかった。
およそ半年の取材交渉をさせていただき、ようやく実現することができた。
夢が叶った時は本当にうれしかったし、菜々緒さんも真剣に質問に答えてくださった。
嬉しさと緊張のせいか、インタビュー中ものすごく汗をかいてしまった私に、
「お水とか大丈夫ですか?」と聞いてくださった。優しすぎる✨
1ミリたりとも妥協を許さない仕事への姿勢、周りへの感謝を目の当たりにできた。

 
人生の中で一番濃く、尊い時間となった。
菜々緒さんがインタビュー中に
「人間が意識で想像すればするほど実現できるし、実行するのは可能。」
とおっしゃっていて、まさにその通りだと実感した。

 
この企画を全面サポートして下さった皆様、本当にありがとうございました。
私は大学を卒業するので学生広報としての記事はこれが最後となりますが、
これからも国際学部学生広報をよろしくお願いいたします。

 

K より