11月14日、公益財団法人アジア福祉教育財団、難民事業本部の伊藤寛了企画第一係長に来学いただき、難民理解講座を開催しました。国際協力特講II（立松美也子担当）は、国際的な人権保護や難民問題を理解することを目的とした講義です。現在、50名あまりが登録しています。この時間を利用し、「日本における難民の受け入れ」と題して、ご講義いただきました。

　日本は1970年代から、インドシナ難民を受け入れており、彼らは神奈川県や兵庫県に多く住んでいるとの話を伺い、自分たちの身近に住んでいるのだということに気づく学生が多くいました。また、子どもの時に家族とベトナムから来日し、日本で教育を受け、現在、看護師として働いている方のビデオを見ました。また、伊藤係長がなぜ、この分野の職に就かれたのかという経緯についても伺うことができました。

　学生が今まで、あまり身近に感じていなかった我が国における難民問題について、深く知ることのできる良い機会をいただきました。難民事業本部のご担当の方々にお礼申し上げます。

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