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更新日:2017年11月14日

留学体験記「大切なことを見つけたフランス留学」

大切なことを見つけたフランス留学


E.M.さん(現3年生)

留学先:アンジェ・カトリック大学(フランス)

留学期間:2016年8月~2017年6月


 私は2016年8月から2017年6月まで、フランスのアンジェ・カトリック大学附属の語学学校に留学しました。私がフランス語を選んだ理由は、今まで英語だけをやってきて、新しいことに挑戦したかったからです。また、小学校5年生のときにニューカレドニアへ行ってフランス語を初めて聞き、 興味を持ったことも理由の一つです。そして日本から遠く離れた国に一人身を置くことで、なにか自分のためになるかもしれないと思ったからです。


 私はフランス語を第二言語としていたため、大学でのフランス語の授業は週に1-2コマでした。文法も決して完璧にマスターしていたわけではありません。ただ、周りでは第一言語として学んだ人たちが多かったのですが、しっかり文法を学んでいても、現地でいざフランス語を話すことになったとき、頭が真っ白になって全く言葉が出てこないと言っている人もいました。


 私の行っていた語学学校は、授業時間がかなり長かったように思います。日本の大学のように、時間割、授業を自分で構成し、朝8時から夜まで授業を受けたこともありました(夏期講座と基礎クラスは基本は必修)。もちろん、話される言葉は全てフランス語でした。初めはほとんど何も聞き取れないことがとても悲しく、また知っている人もいなかったので、次の日にクラスに行くことに恐怖を感じていました。しかし、よく見てみると、まわりも同じような状況の人が多く、むしろ言葉の伝わらないなかでも試行錯誤しながらコミュニケーションをとることに楽しみを感じるようになりました。


 クラスメートだった中国の人とは漢字で助け合ったり たまにはつたない英語、そしてイラストでも助け合ったりし そのうちパーティーやショッピングを一緒にする仲になりました。はじめは文法、聞き取り、書き取り、会話の基礎授業が中心でしたが、上のクラスになると音楽、生活、歴史などフランス文化に関わる授業を選択することもできました。

 先生方はみなフランス人だったので、ときに雑談などでも、フランスの習慣や考え方をたくさん教えてくれました。たとえば、朝食で大きなボウルに紅茶を入れ、ラスクをひたして食べたり、フランス人は日本人と違い、信号を守らず赤信号でも車がいなければ平然と渡っていたりと食文化やマナーの意識の違いが記憶に残り、とてもためになりました。


 授業以外でも、フランスに実際行ってみて、驚くことばかりでした。日本でも「フランス人はわざと英語を話さない」と聞いたことがありましたが、実際我々日本人のように英語を話せなくても自分の国で生活できるので、英語の「1=one」ですらわからない方もいました。またバカンスや休みがたくさんあり、それは家族や友人と過ごす時間にするといったことを聞いたときは、今までアルバイトや友人と過ごす時間が多かったことを思い出し、今後は家族との時間をもっと増やしていこうという意識変化にもつながりました。


 初めの2ヶ月は1ヶ月ごとに別のホストファミリーの下で暮らし、後の8ヶ月は日本人も沢山いる学生寮でした。ホストファミリーは家庭によって雰囲気が全く違います。一軒目の家では、夕飯以外で関わることがあまりありませんでした。ただその夕飯では、ホストマザーが中国人だったこともあり、鯖の塩焼きが出たり、ご飯を出してくれて、とても美味しかったです!もちろん、チーズとバケットとワインはいつもありました。二軒目の家では もう一人の日本人と韓国人と同居しました。こちらでは日曜日は家族の日で毎週集まって出かけていたので、よく一緒に連れていってもらいました。2歳のお孫さんと遊んだことが良い思い出です。話してみると、2歳くらいの会話のレベルが、フランスにやってきた頃の私と同じくらいのフランス語のレベルのように思えました・・・。ホストファミリーの人たちが食事の時、いつも話しかけてくれたおかげで、学校以外でもフランス語を使う機会を持つことができました。このホストファミリーには、寮に移ってからもクリスマスなどのイベントだけでなく、ふつうの食事の時にも訪れて、交流を続けました。帰国の別れは悲しかったですが、私に贈ってくれたお別れの言葉が理解できるようになっていたのは嬉しかったです。


 このようにフランス語が上達したことももちろんですが、私にとってはむしろ生き方や人との付き合い方などについての勉強の方が多かったかもしれません。本当にいい経験をさせてもらいました。

 留学で仲良くなった中国人、韓国人、アメリカ人、ベトナム人、スペイン人とは、いまでも連絡をとっています。実際今年の7月、その一人である中国人が家族と日本に来るというので案内をしました。私はその人とフランス語で、ご家族はフランス語も英語も話せないので留学時に培った「非言語コミュニケーション力」を活かして、あとは友達に訳してもらい、丸一日同行しました。逆に9月には韓国に行き、韓国人の友達に案内をしてもらいました。そこでは、英語も使わずに、久しぶりの日本語なしの毎日でした。帰国してから、フランス語を話したいのに話す機会が少なくなってうずうずしていたので、とても嬉しかったです!


 来年には、フランス人の知り合いが来日し、私の家に泊まる予定です。そのためにもフランス語を維持しないといけません。

 今はフランス料理のアルバイトもしています。外国人のお客さん、スタッフが多いので、英語もフランス語も使ういい環境です。外国人のスタッフは日本語を勉強しに来ているので お互いに助け合うこともしています。とても自分のためになります。


 今後フランス語を使った仕事をするのかはわかりません。まだ仕事にするには力不足だと感じています。しかし 留学を通して知り合った海外の友達とは、一生フランス語で会話し、交流していきたいです。




同じ授業の友達とガレット屋さんでランチ。
寮でのバーベキューパーティー。前菜タイム
(フランスは前菜の時間がとても長い。食事の時間も長い。20時から始まり23時に終わる時も…)
パリのシャンパンフラッシュ。
夜がとても綺麗です。

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