更新日:2017年11月13日
授業紹介
「被服平面造形学特論」では染織文化財保存に係る授業を行っています
共立女子大学では五島美術館(東京都世田谷区)と協定を結び、2017年度の大学院家政学研究科被服学専攻の「被服平面造形学特論」で、昨年に引き続き同美術館所蔵の「金屏風を収める収納袋」の制作に取り組みました。本年度は、昨年制作した袋を改善し、より丈夫で扱いやすいものにするための検討を行いました。その結果、屏風両側面、結び紐を補強することとなりました。また、共立女子大学が関わったことが分かるようにネームタグを刺繍により加えることになりました。制作した屏風の袋は美術館の学芸員の方々から、以前より扱いやすくなった、安全性が高まったなどの評価を得ることが出来ました。今後も美術館と協力して、文化財の保護・保存について知識と技術の習得を目指していきます。
調査の様子 | 制作の様子 | 刺繍によるネームタグ |
納品の様子 | 納品の様子 | 本年度と昨年度の屏風の袋が収納された状態 |