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家政学部 被服学科ニュース詳細

更新日:2023年05月26日

研究紹介

被服材料研究室の卒業研究を紹介します。

被服材料研究室(村瀬 浩貴 教授)では、2023年度の卒業研究で3つの研究テーマに取り組んでいます。

 

3Dプリンタを用いた被服材料の開発

3Dプリンタを活用して、これまでにない多層構造や立体構造の材料を生産する技術はAdditive Manufacturingと呼ばれて注目を集めています。被服材料研究室では、3Dプリンタを活用して、織物や編物とは異なる構造の高性能・高機能な被服材料を創出し、縫製に代わる新しい被服生産方法の確立を目指しています。

 

綿繊維の微細構造に関する研究

吸湿性が高く、肌触りも優れている綿(コットン)は、世界中で最も広く使われている天然繊維の一つです。このような優れた特性は綿繊維の複雑な内部構造に依存すると言われていますが、構造と物性の関係についてわかっていないことが多く残されています。そこで、走査型電子顕微鏡やX線散乱などを用いて、綿繊維の微細構造を分析し、綿繊維のもつ優れた特性や機能を解明したいと考えています。

 

家族型ロボット用ウェアに関する研究

1999年に登場したペット型ロボットはソーシャルロボティクス発展の契機となり、ロボットと共存するライフスタイルを提示することになりました。家庭における家族型ロボットは、家政学における重要な研究テーマの一つです。被服材料研究室では、ロボットの皮膚や被服に関する研究を進めています。

 

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