家政学部[被服学科] 家政学部[被服学科]

ニュース一覧へ戻る

家政学部 被服学科ニュース詳細

更新日:2021年04月20日

授業紹介

専門科目のオンライン授業でSDGsに関する課題に取り組みました。

 被服学科専門科目の授業「伝統和服制作実習Ⅰ・Ⅱ」では、SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)に関する課題として「梅の花のピンクッション」を制作しました。着物は親子何代にもわたり着用でき、着古した後は縫い目をほどいて、生地を他の衣類や小物等に再生利用できるサスティナブルな衣服です。そこで、和裁の実習で廃棄された着物の端切れを使用して、梅の花のピンクッションを制作することで、着物の有効な再利用について考える機会としました。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、映像の教材を用いたオンデマンド型とリアルタイム双方向型を組み合わせたオンライン授業で実施しました。まず、学生は「SDGsの目標12 つくる責任 使う責任と和服について」の映像教材を試聴し、次に「梅の花のピンクッションの制作方法」の映像教材を確認してから、実際に梅の花のピンクッションの制作に取り組みました。さらに、Google Meetの映像共有機能を活用して、各学生の制作したピンクッションについて意見交換をしました。

 授業に参加した学生からは「SDGsは社会で取り組む課題と考えていたが、身近で取り組める課題であることに気がついた」「衣生活を見直そうと思った」「かわいいピンクッションを応用してストラップや髪飾り、インテリアにしたい」などの意見や感想がありました。このように被服学科では、映像教材やGoogle Meetのようなアプリケーションを活用し、SDGsを身近な課題と理解するようなオンライン授業に取り組んでいます。

SDGsの目標12 つくる責任 使う責任と和服について

梅の花のピンクッションの制作方法

ピンクッションのプレゼンテーション

学生が制作したピンクッション

Google Meetを利用したリアルタイム双方向型オンライン授業

 

関連リンク

共立女子大学 家政学部 被服学科

被服学科の紹介・独自の取り組み

被服学科ニュース

被服学科Instagram