2019年度は新型コロナウイルス感染症の拡大のために卒業式を実施することができませんでした。そこで、やや状況に落ち着きがみられた2020年11月3日（火・祝）に卒業記念式典（学園主催）と被服学科懇親会を実施しました。卒業記念式典は共立講堂でとり行われ、被服学科卒業生103名のうち35名が参加してくれました。川久保 清 学長の式辞等の後に、家政学部卒業生を代表して被服学科卒業の安藤美紗子さんが壇上にて謝辞の言葉を述べてくれました。その堂々とした姿と心のこもった謝辞に胸が熱くなりました。そして記念式典の後に、教室に移動して懇親会を行いました。新型コロナウイルス感染症への対策をしながら、ごく短時間ですがクイズやスライドショーを楽しみました。被服学科の卒業生の多くはファッション・アパレル関係の職業についており、繁忙期の休日の開催となったため多くの卒業生は参加できずに残念でしたが、参加してくれた卒業生達は学友や教員・助手との再開を楽しんでくれたようでした。教員としては、正式な卒業式を行って送り出すことができなかったことに対する申し訳ない気持ちが少しだけ軽くなりました。コロナ禍が一日も早く終息して、卒業生達と笑顔で会える日が来ることを心から祈ります。

 

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