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家政学部 被服学科ニュース詳細

更新日:2020年01月27日

研究紹介

綿の手紡ぎを通じて考える持続的な開発目標(SDGs)への貢献

 被服材料研究室では,卒業研究(演習)のテーマとして,綿(めん)を自分たちで種から栽培し,手紡ぎで糸を作ることに取り組んでいます。今年も5月に種を植えて,なんとか猛暑・台風も乗り切り,無事に収穫することができました。植木鉢での小規模な栽培のため,得られた繊維はごくわずかな量ですが,丁寧に紡いで糸にし,染色して色とりどりのコースターに織り上げました。さらに,紡績工場から提供していただいた綿を使って糸を手紡ぎし,自分たちなりに工夫した作品もたくさん制作しました。また,実際の綿の栽培には多量の農薬が必要であることなど,綿を取り巻く環境問題についても調べ,手紡ぎを習得した体験を活かして持続的な開発目標(SDGs)にどのように貢献できるか考えることにも取り組みました。2020年2月3日の卒業研究発表会で作品展示とポスター発表を行い,1年間の活動の成果を披露します。

 

収穫した綿花から繊維を分離しました。

カーダーという道具で繊維をほぐして紡ぎやすくしました。

チャルカでの手紡ぎの様子です。

皆で楽しく作業しました。

原始機(げんしばた)でギンガムチェックを織りました。

色とりどりのかわいいコースターができました!

 

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