

Faculty of Nursing
更新日:2026年07月15日
授業紹介
【看護学部】高齢者の生活を地域から学ぶ―「老年看護学実習Ⅰ(地域)」を実施しました
学生は4つのプログラムを通して、高齢者の生活を取り巻く環境や地域のさまざまな資源への理解を深め、
健康維持・介護予防期にある高齢者への看護に必要な知識と態度を学びました。
本学の老年看護学実習は、3年次前期の「老年看護学実習Ⅰ(地域)」から、3年次後期以降の「老年看護学実習Ⅱ(病院)」へと段階的に展開されます。この実習の大きな特徴は、病院での実習に臨む前に、まず「地域で暮らす高齢者」と出会い、その生活の実際を学ぶ点にあります。こうした学びを通して、のちの病院実習において、入院中の患者を単に「病を持つ人」として捉えるのではなく、これまでの暮らしや退院後の生活までを見据えた「生活者としての視点」で看護する力を養います。
以下の4つの多角的なプログラムを通して、3年生は本学が重視する「共立リーダーシップ」を意識しながら、主体性とチームワークを発揮して学びを深めました。実習プログラムの一部をご紹介します。
1.通所施設での実習
2.認知症サポーター養成講座の受講
3.フィールドワーク:働く人の街と高齢者が集う街の探索
4.福祉用具・介護用具の体験
◆共生社会の担い手として…
認知症サポーター養成講座では、認知症のある高齢者とのコミュニケーションについて学びました。学生にとって、自分自身も共生社会の一員であることを改めて意識する機会となりました。講座修了の証としてオレンジ色のリストバンドをいただき、学生たちは誇らしげに、それぞれ好きな場所に身につけていました。
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【ディスカッションを通してチームで学びを深化】 【認知症サポーター養成講座修了の証、オレンジのリストバンド】
◆高齢者の目線で街を歩く…
フィールドワークでは、学生自身が高齢者の視点に立ち、チームで街を探索しました。その中で、車道と歩道の間の段差の有無に着目し、それぞれのメリット・デメリットを考えるとともに、想定される危険を避けるための対策についても検討し、高齢者をはじめ、誰にとっても暮らしやすい街づくりについて考えを深めることができました。
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【巣鴨散策:歩道と車道の段差がない場所(学生撮影/発表資料から)】
後期からの領域別実習につながる、実りある実習となりました。今回の学びを活かし、患者・利用者一人ひとりの「生活」に寄り添える看護師を目指して、さらにステップアップしていくことを期待しています。
(老年看護学領域)